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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

"Too Early" Mock Draft 2022

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1.Chet Holmgren

2.Jaden Ivey

3.Paolo Banchero

4.Jabari Smith

5.AJ Griffin

6.Keegan Murray

7.Jalen Duren

8.Shaedon Sharpe

9.Bennedict Mathurin

10.TyTy Washington

11.Ohai Agbaji

12.Nikola Jovic

13.Johnny Davis

14.Patrick Baldwin

15.Max Christie

16.Jaden Hardy

17.Wendell Moore

18.Tari Eason

19.Kennedy Chandler

20.Kendall Brown

21.Dyson Daniels

22.Mark Williams

23.Caleb Houstan

24.Matteo Spagnolo

25.Walker Kessler

26.Marjon Beauchamp

27.Orland Robinson

28.Iverson Moliner

29.Johnny Juzang

30.Jean Montero

 

独断と偏見によるドラフトビッグボード

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オリンピックに沸いている4連休の最中ですが私的には何を差し置いてもまずドラフトのことしか頭にない日々が続いています。暇があればスカウティングに時間を費やしてきたのでとりあえずビッグボードでも作ってみようかなと思い立ち今回の記事を上げることになりました。今回のドラフトについては思い入れがあるのでこれにとどまらずスリーパーについてやサンダーのモックについても隙を見つけてかいていこうと画策していますがどうなるか。

とりあえず以下本題です。

 

*Big Board 2021

  1. Jalen Suggs / John Wall++
  2. Jalen Green / Zach LaVine+ or Beal
  3. Cade Cunningham / Jayson Tatum or PG13
  4. Evan Mobley / AD lite or taller John Collins
  5. Jonathan Kuminga / DeRozan+
  6. Scottie Barnes / Smaller Ben Simmons
  7. Alperen Sengun / Domantas Sabonis
  8. Corey Kispert / Joe Harris+
  9. Jalen Johnson / Kyle Anderson+
  10. Sharife Cooper / Trae Young-
  11. James Bouknight / Zach LaVine-
  12. Isaiah Todd /  fake KD
  13. Moses Moody / Caris LeVert
  14. Kai Jones / Jerami Grant
  15. Davion Mitchell / Marcus Smart
  16. Trey Murphy Ⅲ / Taller Kennard
  17. Filip Petrsev / Muscala+
  18. Keon Johnson / Jordan Clarkson
  19. Ziaire Williams / 6'10 Jeremy Lamb
  20. Isaiah Jackson / Nerlens Noel
  21. Josh Giddy / Tomas Satoransky
  22. Chris Duarte / Cam Johnson
  23. Tre Mann / Immanuel  Quickley
  24. JT Thor / Jonathan Isaac
  25. Franz Wagner / Taller Kenrich Williams
  26. Josh Primo / Terance Mann
  27. Nah'Shon "Bones" Hyland / Monte Morris
  28. Jaden Springer / Delon Wright
  29. Josh Christopher / Malik Monk+
  30. Charles Bassey / BKN Griffin
  31. Cam Thomas / Lou Williams
  32. Usman Garuba / Wendell Carter Jr.
  33. Jared Butler / George Hill
  34. Ayo Dosunmu / Jrue Holiday-
  35. Vrenz Bleijenbergh / Bazley × Poku
  36. Joe Wieskamp / Dancan Robinson
  37. Joel Ayayi / Dejonte Murray-
  38. Quentin Grimes / Gary Trent Jr.
  39. BJ Boston / fake Ingram
  40. Jeremire Robinson-Earl / Thaddeus Young
  41. Miles McBride / Kendrick Nunn
  42. EJ Onu / Myles Turner
  43. Greg Brown Ⅲ / Larry Nance Jr.
  44. Luka Garza / Enes Kanter with 3
  45. Matthew Hurt / Gallo lite
  46. Day'Ron Sharpe / Nicolas Claxton
  47. Kasseler Edwards / 
  48. Daishen Nix / Raymond Felton
  49. Scottie Lewis / Terrance Ferguson
  50. Aaron Wiggins / Dion Waiters
  51. Neemias Queta / Drummond-
  52. Eugene Omoruyi / James Ennis
  53. Dalano Banton / smaller Poku
  54. Sandro Mamukelashvili / Maxi Kleber
  55. Amar Sylla / Jordan Bell
  56. Jason Preston / taller Tyus Jones
  57. Jay Huff / Frank Kaminsky Ⅲ
  58. Austin Reaves / Svi Mykhailiuk
  59. Herb Jones / Jarrett Culver
  60. Mac McClung / DiVincenzo-

 

 

*Big Board作成議事録

初めに前置きしておきますが私はこれを作る前にあらゆるモックドラフトを閲覧しています。それでこの順位付けかと言われると反論の余地が無いのですが通り一遍に作っても仕方ないという意識と個人的な好みが色濃く出た形になりました。私がドラフト候補生を見るときに意識している点は次の通りです。

  • サイズ(ウィングスパンを含む)
  • シュート力
  • 負けん気の強さ
  • ポテンシャルの高さ
  • 現時点の実力
  • アスレチズム
  • 年齢
  • プロ経験の有無

上に行くほど重要度を増しています。主観的なものも多いのでなんでこの選手がこの順位なの?と問われても上手く答えられない部分もありますがとりあえずそんな視点の分析で順位付けしたよということは公開しておかなければフェアじゃない気がしますので公開しておきます。

あと比較の選手についてですが分かりやすさ重視で現役選手縛りにて比較していますので+だの-だの曖昧な表現になってしまい申し訳ありません。そして割と辛口で評価していますので悪しからず。

最後に一つ言い訳させていただいのですが私は当然ケイド・カニングハムが1位指名を受けると思っていますしシャリーフ・クーパーやアイザイア・トッドがロッタリー内指名に食い込むとは思っておりません。が、彼らにはその価値があると思っていますし、キャリア全体で見たらカニングハムよりジェイレン・サッグスの方が優れたキャリアを送るように感じたのでそうしました。再三にはなりますがあくまでもビッグボードですのでその点に留意のほどをお願い致します。

お叱りの言葉や質問等はこちらまで

→ https://mobile.twitter.com/LoudCity_NBA

サンダーのワークアウト、面談選手まとめ

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ご無沙汰しております。ドラフトロッタリー大敗北についてと6.16.18.34.36.55位で誰を指名するか考える記事をあげようと思ったのですがここから動く気しかしないので没案にし、無駄な時間を費やした週末でした。

さて本題ですが、今回は更新式の記事にしようと思います。内容薄めでお知らせ程度のものと考えていただいて結構です。それではタイトル通りにサンダーがワークアウトおよび面談を行ったドラフト候補生等について触れていきたいと思います。

 

*面談選手

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▽キーオン・ジョンソン/テネシー大、SG

ドラフトコンバインにて122cmのジャンプを見せ、歴代記録を大きく更新した超人。身長測定では靴込み6-5にわずかに届かず評価を落としましたがこのジャンプにより大きく巻き返しました。(ちなみにかのディアロは113cmを記録しました。)

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▽ジェイレン・ジョンソン/デューク大、F

高校でも大学でも退部騒動を起こした札付きの問題児ですがコンボフォワードとしては圧倒的なスキルセットを持つギフテッドです。あとコンバインでカワイ・レナード並みの手のサイズであることが明らかになりました。

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▽コーリー・キスパート/ゴンザガ大、G.F

今季NCAAバスケットボールを席巻したゴンザガ大のスコアリングリーダーにしてNBAで即通用するレベルのシューターです。よくジョー・ハリスと比較されますが、コンバインにてジャンプ力を筆頭に運動能力の高さを示し、直近ではハリス以上のポテンシャルを秘めているのではと見られています。

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▽シャリーフ・クーパー/オーバーン大、PG

今ドラフト1のファンタジスタです。圧倒的なパスセンスを持ち、効率は褒められたものではないもののフレッシュマンにして平均20PPG超を記録するなどトレイ・ヤングを彷彿とさせるプレイとスター性を持ったPGです。コンバインにて靴込身長が6-4.5ということで話題を呼んでいますが恐らく彼の長い髪の毛込みとのことなのでサイズには期待しない方が吉と思います。

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▽トレイ・マーフィー3世/バージニア大、SF

急上昇株のシューター。なんと身長が靴込6-10近くあり、運動能力も悪くないという逸材です。DFはポテンシャルの高さは見せていますが現時点ではそこまで上手くはなく、シュートについてもC&Sについては圧倒的な力を見せていますが、プルアップなどのドリブルからのシュートになると効率がガクッと落ちるという欠点はありますが、現代NBAへのフィットということを考えるとこの上ない選手です。

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▽アイザイア・トッド/Gリーグ、PF

早熟ビッグマン。高校時代はモーブリー、カニングハムを抑えて長らくグリーンとNo.1争いをしていたという過去を持つ未完の大器です。華奢でアウトサイドを主戦場とするためによくクリス・ボッシュに例えられますが、個人的には小さいクリスタプス・ポルジンギスといったように見えます。現時点では評価がブレており、1巡目最下位クラス-2巡目上位程度に落ち着いていますが正直1巡目中位で獲得しても損しないプレイヤーに見えます。

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▽マーカス・バグリー/アリゾナ州立大、SF

バグリー家次男。マービンとは大きく異なり3&Dのロールプレイヤーですが、フレッシュマンにして3PAR67.9%と自分の立場を理解し、徹頭徹尾シューターとして務めあげたことは賞賛に値します。あと比較的リバウンドが強くサイズも6-8と申し分ないところが強みですかね。

 

*ワークアウト選手

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▽マシュー・ハート

不器用なガリナリとの評価を受けるデューク大のエースです。3PARが42.7%と高く、3P44.4%の高確率でシーズン18.3PPGを記録した生粋のシューターで、運動能力が低い上にウィングスパンが極端に短く、ディフェンスに難ありというピーキーな選手。でも昨年のガロのハマりっぷりを見ていると意外と合うかもしれません。

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▽オースティン・リーブス/オクラホマ大、G.F

カニングハム、シェイに次ぐオクラホマのスター。オクラホマ大にて4年間スキルを磨き上げたスコアラーです。今シーズンの3P%は芳しくないもののシュートは上手く、憧れのプレイヤーはジョー・イングルスというユニークな才能です。ちなみにサンダーにドラフトされるとオクラホマ大学スーナーズからの初めてのサンダープレイヤーとなります。55位指名なら面白いかも?

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▽サンドロ・マミュケラシュビリ/セトンホール大、PF/C

Mamukelashvili←読めない。ストレッチビッグで、アシストにも才能を見せているビッグイーストカンファレンスのPlayer of the Yearです。2日間のワークアウト後にインタビューでサンダーの組織を褒めそやすラブコールを送っています。正直ドラフト外になりそうですし2-way候補ですかね。

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▽ジョーダン・ホール/テキサスA&M大、SF

テキサスA&Mトランスファーが決まっていた元セントジョセフ大のウィング。シュータータイプのSFにして5リバウンド5アシストを兼ねるオールラウンドなプレイヤーです。また今夏にU19USA代表選抜に選出されており、期待の高いプレイヤーです。

 

☆余談

  • ケンタッキー大のセンター、アイザイア・ジャクソンはロッタリー外を予想される選手であり、その立ち位置ならば普通なら参加するであろうドラフトコンバインに不参加でした。その理由としてサンダーとのコミットが噂されています。
  • アイオワ大のシューター、ジョー・ウェスカンプは2年前にサンダーのワークアウト及び面談を経てドラフトへのアーリーエントリーを取り下げて大学へ戻った過去があります。
  • フロリダ大のスコッティ・ルイスはサンダーとの面談もワークアウトも未実施であるにも関わらず、ドラフトされるにあたってのベストチームにサンダーを挙げています。
  • 6位候補のジョナサン・クミンガ、スコッティ・バーンズ、モーゼス・ムーディらとの面談は今のところなし。ちなみにクミンガはコンバインのシューティングにて3P65%を記録して評価を上げています。バーンズは6/27(現地時間)にシューティングアラウンド実施の予定。

 

 

 

戴冠するケイド・カニングハム

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突然ですが、私は今ドラフトでは長らくエバン・モーブリーの指名を望んでいました。シェイが大エースとして覚醒した今、ポジション需要的にもピンズドですし、やはりビッグマンが主軸にあるチームは強いという昨今の流れに沿った考えでした。あとスキルセットが豊富なディフェンシブビッグマンというのも現代バスケットにおいては非常に魅力的ですしね。

兎に角、シェイがいる以上もうガードは要らない上にホーフォードの退団によってサンダーの弱点がインサイドにあることは明確ですので今ドラフトにおいてTOP4指名を確実にしているジェイレン・サッグスやジェイレン・グリーンなんかはあまり求めていなかったわけです。

すべからくケイド・カニングハムに関しても同様な見方をしていました。というか私のカニングハムへの評価は決して高くありませんでした。19歳の1年生にしてはスキルの完成度が非常に高く、精神的にも成熟している彼ですが、それは伸び代のなさの裏返しで、ポテンシャル込みの評価ならば1位指名はむしろ危ういとすら考えていたほどです。しかしまぁオクラホマという土地柄上、NBAドラフトにかかるような選手が多く輩出されるわけでもないのでオクラホマ州立大のカニングハムを望む声が大きいのは至極当然だなぁとも思っていました。かの2009年ドラフト時のブレイク・グリフィンのようなものですね(彼はネイティブオクラホマンなのでカニングハムとは多少立場は違いますが)。

*PG、ケイド・カニングハム

ポイントガードじゃないですよ。

さて、そんな私ですが、時勢のおかげかはたまた絶賛タンキング中のサンダーの試合に魅力がなくなったせいか、ドラフト候補のスカウティングに多く時間を割くことになり、当然カニングハムの試合もたくさん観ることになったわけなのですが、見れば見るほどに彼のプレイが誰かを彷彿とさせてくることに気づいたのです。

そう、かのFormer OKC Superstarポール・ジョージその人です。

大手スカウティングサイトやESPNなどのメディアではモントバーデ・アカデミーの先輩、ベン・シモンズであったり、元NBAスーパースターのグラント・ヒル、更には現NBAの貴公子、ルカ・ドンチッチが比較対象として挙げられるカニングハムですが、どうも私にはしっくりきませんでした。強いて言うならドンチッチが少し近いかなくらいで、それでもドンチッチのセンスには遠く及ばないのでは程度にしか考えていませんでした。しかしOSUの試合を10試合程度見たあたりから私の中で謎の既視感が生じてきました。その正体こそがジョージだったのです。

何がジョージかというとまずプレイの選択、特にドライブの選択と3Pの駆け引きがかなり似通っており、またDFマインド、ドローファウル、果てにはTOVの仕方までそっくりなのでした。ジョージ好きで時間のある方には是非ともOSUの試合を見ていただきたいくらい。

ちなみに体格やアドバンスドスタッツなんかもかなり似通っていまして、以下にて似通っていた部分を抜粋して紹介します。

※見られない方用

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とこのように相当似ているわけなのですが、ここまで数字が似ていると印象だけ似ているわけではないとの確たる裏打ちとなりそうです。

そこで考えたのですがカニングハムが仮にサンダーに指名された場合にはSF起用で何も問題などないのでは?ということと、ウェストブルック×ジョージの叶わなかったストーリーがシェイ×カニングハムによって継がれていくのではという夢が私の中でビッグバン的に一気に広がったのでした。最近のサンダーの試合のつまらなさにストレスでも溜まっているんですかね…

そして私は今ドラフトにてカニングハムを推すことを決めたわけなのです。首位指名盤石と言われた彼を推すとかどうとかの前に指名できるかどうかという話ではあるのですが…しかしいかなるトレードをしてでもカニングハムを取りにいくべきという少し前までは荒唐無稽に感じていた論調に私も加わりたいと思わせるのには十分なストーリー性と実力を併せ持っていることをカニングハムは証明しています。

 

・Our Dream...

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*目算とプレスティの傾向の話

プレスティの狙いがカニングハム説など手垢で塗れた今更つまらない話ですが、近年の彼の傾向はオクラホマシティに長く籍を置く気があるのかどうかに重心を置いているように感じます。

先日語った、外国籍選手の積極採用もその一部ではないかと考えられます。というのもアメリカ人選手からすれはオクラホマなんて田舎で勤務するのはまっぴらごめんな訳ですが海外の選手からすればオクラホマにあまり抵抗が無い、というわけです。

あと2017年のファーガソン指名に基づいても、地元選手は取る理由があって獲得が可能ならば取っていこうという意思も感じます。これには興行的意図とオクラホマに抵抗がない選手を採用していこうという意思が見えます。

こうした動きが積極的になったのは、初代オクラホマの王様、デュラントが退団してからであり、プレスティもそれをうけてのショックと嗜好の変化があったのかと考えられます。カニングハムはもちろん生まれも育ちもオクラホマというわけではありませんが、オクラホマに抵抗がなく、サンダーの看板を背負う気が彼にあることをドラフト前の面談やワークアウトにて確認できたならばプレスティは無理をしてでも獲得に動く、私はそんな気がしています。

ちなみに絶賛タンキング中のサンダーは2008年以来の怒涛の8連敗を記録して現在リーグワースト5位につけており、1位指名獲得の可能性が10.5%、2〜5位指名権獲得の可能性が33.8%、そしてロケッツの指名権が5位となりプロテクトが外れる可能性が47.9%となっておりまして、要約するとこのままワースト5位をキープすれば10.5%の可能性で1位指名権を自前で用意でき、ロケッツの指名権スワップも含めると1-5位の指名権を獲得できる可能性が*約71%あるということになり、これはどのチームより高いものになります。これが最下位に近づくほど確率が更に上がってゆくので我慢してタンキングを継続すれば相当高い確率でTOP5指名権を得ることができるということになります。今年のドラフト候補生は質が高いとの下馬評がよく聞こえてくるということで自前指名権+MIA/HOUの指名権+なんらかのアセットを加えれば1位指名権を譲ってもらえる可能性もなくはないということで、今しばらくは雌伏の時を過ごすのが賢明かと思います。デックの参戦やシェイの復帰などあるかと思いますがそれでもここまでタンキングをやってきたからには甘んじて負けを受け入れるべきかなとも思います。

*計算式は0.557(自前指名権が5位未満になる確率)×0.521(HOU指名権が4位以上になる確率)=0.29(サンダーの獲得できる指名権が5位未満となる確率)

 

・最後に

書いていて気づいた、いや書く前から気づいていたのですが私はサンダー時代のジョージが好きすぎる節があっていけませんね。今はクリッパーズがコケてくれた方がサンダーに利益があることもあり特段贔屓にしているわけでは無いのですが18-19シーズンのジョージには本当に虜にされました。今回の記事はそんな妄執に依るある種、盲目的になっているところもなくはないのでカニングハムよりもサッグス、モーブリー、グリーン、ジョナサン・クミンガの方が絶対いいよという方の方が正しいのかもしれません。が、私は例え自前2位指名権とロケッツの5位指名権が舞い込んできたとして、それらを手放してでもカニングハムを獲得すべきであると思いますしそうして欲しいと思いますという取らぬ狸の皮算用な話なのでした。

 

・追記

書くのを忘れていたのですが私がカニングハムを推す理由がもう一つありまして、彼の最大の武器が彼を19歳にしてここまでの完成度たらしめている学習能力の高さが挙げられます。オクラホマ州立大でコーチを務めている彼の兄が彼を直接指導しており、それにより成長を重ねてきた話は有名ですが、今までSFでプレイしてきた選手がPGでプレイしろと言われて当たり前のように出来てしまったり、3Pを苦手にしており、シューティングを強化しなければならないと指摘されれば40%以上の高確率まで昇華し、あまつさえ弱点を武器にしてしまう彼の負けん気と学習能力はNBAにおいて最も重要なスキルであると言えるでしょう。

多国籍化するサンダー

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お久しぶりです。そろそろ更新しなければ失踪扱いになりそうでまずいなと思っていましたらちょうど昨日にデックの加入やミチッチのNBA挑戦が報じられましたのでそれについて思うところを少し綴ろうかなと。

まず、デックは今季の残りシーズンからの加入が決まりました。でもCOVID-19の安全プロコトルの関係でいつ出場可能になるのかは不明で、実質的には来季からが本番となりそうです。また、ミチッチがNBA挑戦を決めた(?)との報道ですが、ミチッチがNBA入りする場合に交渉権を保持しているサンダーとしか契約できないというルールから(ホーフォードとグリーンのトレードの際76ersから譲り受けました。)、サンダー加入が噂されているわけです。でもプレスティ側からしたら寝耳に水な話である可能性もあるのでミチッチが来季サンダーのジャージーを着ている可能性は50:50かな。

あとはコアなサンダーファンから人気を博しているクレイチが来季からサンダーでプレイする予定です。既にオクラホマシティでの生活を始めており、ブルーの施設でGリーガーとしてリハビリとトレーニングを積んでいるようなのでまぁまず来季には青とオレンジの27番のジャージーを着ているのではないでしょうか。

そんなこんなで新たに3人のユーロリーガー達がサンダーに加入予定となった訳ですが、既に今季開幕時点で国際色豊かと言われていたサンダーのロスターに更にダメ押しでユーロリーガーを追加したことにより最早アメリカのチームなのか怪しくなってまいりました。チームリーダーがカナダ人のシェイなのでその時点で純アメリカなのか怪しかったのですが、ヨーロッパにルーツを持つ選手を多く取り込んでいるのでもうチーム内では英語のネイティブスピーカーの方が少ないんじゃないかとさえ思います。

余談ですがドートはカナダ人ですが第一言語はフランス語で、マレドンとはフランス語でよく喋るらしい。マレドンも英語が不得手らしいのでよく言えば同じ悩みを共有できるメンバーが増えていっていることに。ミチッチが来季サンダーに来るならばポクシェフスキーとミチッチのセルビア語ツインが結成される。その辺りを考慮すると今季ドラフト候補生のセルビア人、フィリップ・ペトルセフなんて獲得してみても面白そうですね。

ここで一覧を記載しておきますね。

(ミチッチのファーストネームは読めなかったのでバジールとしましたがヴァシリー、ヴァシリェなんかが近いみたいです)

 

こう並べると壮観ですね。そもそもプレスティはスパーズ時代にヨーロピアンに着目して名を挙げたGMなので妥当な成り行きなのかなぁとか思ったりもします。それにしてもトニー・パーカーの愛弟子のマレドンとマヌ・ジノビリの弟子のデックの共演は出来過ぎな気もしますが。

ここいらで一旦話に区切りをつけて、まだサンダーのジャージーに袖を通していない外国籍選手について軽く紹介していきたいと思います。

 

*Gabriel Deck

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  • 6-6(198cm),231lb (105kg)
  • old:26 
  • Argentine🇦🇷
  • 24.1min,8.8pts,3.6reb,1.1ast,0.7stl,1.2tov,FG48.7%,3P41.4%,FT83.3%

一昨年、2019年のW杯で名を上げたアルゼンチン人コンボフォワードです。フォワードとしてはアンダーサイズながら抜群のボディコントロール体幹の強さでインサイドで戦う闘将です。シュート力も低くなく、年々FT%と3P%を向上させています。シュートフォームはガリナリっぽさを醸し出していますが、キャッチからボールを下げずにそのまま放るスタイルはどことなくアブリネスを彷彿とさせます。

彼のプレイをスカウティングして私が受けた印象としてはガリナリとアブリネスとウィザーズのデニ・アヴディアを足して3で割った感じの印象です。小器用タイプかな。プレイの質感は違えどケンリッチ的な使われ方をされそうな気もしますね。

先述の通り、ジノビリとルイス・スコラを師と仰いでおり、挙句、かのコービー・ブライアントからも一目置かれる存在だったらしい。ジノビリ談の眉唾話ですが。

また、彼は貧しい家で育ち、幼少期にジノビリに憧れて農業用トラクターのハンドルで自作したリングで兄弟たちとバスケを練習していたような過去を持つ叩き上げの選手で、なんとなくディアロみも漂う選手なのでした。

 

*Vit Krejci

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チェコ人。トマス・サトランスキーが手本らしい。ドラフトデイの記事で一度取り上げたので詳しくはそちらを参照ください。

ドラフト後にオクラホマシティに移住し、傘下のブルーにてトレーニングを積んでいるクレイチ。ある情報筋によると完全復帰は8月になるらしいので仮にサマーリーグが開催されればお目にかかれるかどうかといったところ。ブルーの登録は6-6でしたがユーロでの登録は6-8の大型コンボガードです。レイアップ、ミドルレンジジャンパーの精度が高く、クイックネスも理想的なので膝の怪我の影響を受けなければかなり期待のできそうな素材です。

 

*Vasilije Micic

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  • 6-5 (196cm), 203lb (92kg)
  • old:27
  • Serbia🇷🇸
  • 30.4min,16.4pts,2.7reb,5.0ast,1.2stl,3.0tov,FG47.6%,3P35.3%,FT85.6%

ポクの大先輩でありユーロで最も実力のあるガードの1人、ミチッチ。プレイはキレのあるジェローム、JJ・バレア、カイル・ラウリーっぽいプレイスタイル。満を持してのNBA挑戦でモチベーションは高そうです。直属の後輩のポクを可愛がってくれそう。正直、NBAにおける海外選手との交渉権というのは使われないまま腐りゆくことが多いのでミチッチはサンダーに来ないものと考えていたファンは多いはず。なので実はかなりの棚からぼたもち状態なのです。しかしミチッチが来るとなると、シェイ、テオ、ジェローム、ミチッチ、クレイチとガードが飽和状態になるのが悩みの種になります。ここにケイド・カニングハムやらジェイレン・サッグスだのを加えようものならとんでもない大渋滞となるのでドラフトにも多少なりとも影響を及ぼしそうかなとも思います。しかしファカンド・カンパッソに続いてユーロのトッププレイヤーがNBA入りを決め、その行き先がサンダーということは嬉しい限りですので素直に喜びたいとも思います。ポジション争いの話はまた別。

 

▲〆の雑談

テオとポク、それにクレイチを指名し、指名選手全員がユーロリーガーとなった昨年のドラフトからなんとなく感じてはいましたが最近のプレスティのトレンドはどうも外国籍選手らしい。あとドートやケンリッチを筆頭にドラフト外選手も熱いようですがここで一つ疑念が生じます。

「あれ?これもしかしてドラフト指名権いらないんじゃね?」

って疑問です。サンダーのロスターを見ると1巡目指名の選手はシェイ、ベイズリー、ブラッドリー、ジェロームのみ。うち20位以上なのはシェイのみというのが実情で、大半がドラフト外と2巡目指名選手ということになります。ドラフト権を大量に獲得し、注目を集めたサンダーですがこの大量の指名権をどう運用し、ロスターの渋滞問題にどう対応するのか、めちゃくちゃプレスティの手腕が試されそうです。

あと来季ミチッチが合流し、デックとクレイチが本格的に始動したらG-Fが結構整った戦力になると思うのですがホーフォードの処遇はどうなるんでしょうか。有力なセンターさえいればというロスターになりそうですしそもそもホーフォードがオフに強豪に行きつつサンダーが損しないトレードを起こせるのかという問題や、サラリー低すぎ問題なんかにも直面しているので残留してセンターをやってくれた方が双方に好都合な気はします。でも意思は堅いのかな…

大量にある指名権で有力なセンターを引っ張ってくるかドラフトで有力なセンターを指名するかしないと来季のサンダーはタンクもできなければプレイオフにも進めないチームが出来上がってしまいそうです。どう動くプレスティ。

 

 

2021年のドラフトを考えよう

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突然ですが今回はNBAドラフトについて考えていこうと思います。というのも今季のサンダーは再建シーズンらしく西14位と下位に甘んじており、ロッタリーピックが手に入るのはほぼ確実な状況であるために去年より真剣にドラフトについて考えていきたいと考えたことに端を発した企画です。

しかも都合の良いことに奇しくもここまで絶不調のヒート、ハーデンを放出し再建に向かうロケッツの指名権ないしスワップ権も併せ持っており、どちらか、もしくは両方がロッタリーピックになる可能性は高そうですのでなにかとロッタリーピックに縁がありそうなシーズンなのでした。

 

*ティア1とロッタリーピック

兼ねてから噂されていた通り、2021年は大豊作の年となりそうです。ケイド・カニングハム、エバン・モーブリー、ジェイレン・グリーン、ジェイレン・サッグス、ジョナサン・クミンガのフレッシュマンTOP5は早くから成功と注目を手にしており、これはおそらくドラフトデイまで動くことのない鉄板のTier1となるでしょう。彼らのうちの1人でもチームに迎え入れることができれば即座にチームの色が変わるレベルの逸材です。でもまぁ今回注目したいのはそこではないんですよね。だってこの5人のスカウティングなんてドラフト好きならば誰でもやっているでしょうし5位までの指名権を手に入れたならば悩む必要は特にないということにもなりますしね。

そこで、ロッタリーピックを2つ入手出来そうなサンダー視点で、6〜14位までが手に入った場合に誰をチームに迎え入れるのが良いのかを考えていきたいと思います。実際サンダーもロケッツもヒートもその辺りの位置にいますしね。あくまでサンダー主観で進めていきますが実質私作成のBig Boardなので他チームファンの方にも参考になれば良いかなぁ。

 

☆6th Pick

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Moses Moody

  • age:19.0
  • school:Arkansas
  • height:6-6,198cm
  • weight:205lbs,93kg
  • posion:SG/SF

アーカンソー大というお世辞にも強豪とは言い難いチームを強豪に仕立て上げた1年生エースです。プレイスタイルとしてはジャンパー主体のシュータータイプとなりますが、3P、ミドル、ショートレンジを全てをこなす3レベルスコアラーとなります。また、球離れもよく、21試合中12試合でFTを5本以上獲得していることから分かる通り、フリースローを引き出すのにも長けた選手でDFも悪くないです。公称198cm/93kgとなっていますが見た目の印象は公称より一回り大きいように見えるのでNBAではSFとして活躍することも見えてきます。現役選手で例えるならばデビン・ブッカーやCJ・マッカラムなんかの系統になるのかな。ちなみに36分平均のスタッツはこんな感じです。

FG45.3%,3P37.8%,FT82.2%,18.2pts,6.3reb,1.7ast,0.6blk,1.2stl,1.8tov

リバウンドが多め、TOVが控えめでシュート効率が良いという特徴は、彼が理想的なウィングに成長する可能性は高いことを示唆しており、またシュートもステップバックやディープスリーを厭わないスキルとクイックなリリースを併せ持っており、抜群にスムース並みのこなしはNBAでの活躍を確信させてくれます。豊作ドラフトのTier2の中でも上位の才能を持つことは疑いの余地がないでしょう。

 

☆7th Pick

f:id:okcthunder013:20210217144422j:image

Jalen Johnson

  • age:19.5
  • school:Duke
  • height:6-9,206cm
  • weight:220lbs,100kg
  • posion:PF/SF

3人目のジェイレン

NBA候補生のメッカ、デューク大のフレッシュマンフォワードです。恵まれた体躯と有り余るセンスを武器にリバウンド、アシスト、ブロック、スティールとスーパーオールラウンドに活躍しました。彼の36分平均のスタッツはこんな感じ。

FG52.3%,3P44.4%,FT63.2%,18.9pts,10.2reb,3.8ast,2.1blk,1.9stl,4.3tov

数字を見ただけで驚異的なオールラウンダーであることが窺え、高い運動能力、パワー、センスを持ち合わせる理想的なPFです。現役選手で例えるならジュリアス・ランドルやパスカル・シアカム辺りが少し似ているかもしれません。

ただ明確な弱点もあり、見ての通りTOVが非常に多く、TOVにならない細かいミスも結構観られる選手であり、スキルと判断力のブラッシュアップが強く求められます。また、44%と3Pも得意そうに見えますが、8/18と総数が少なく、FTもそこまでであるためどの程度シュート力があるのかは不透明です。更にはつい最近にマーチマッドネスを目前にしたカレッジの試合には戻らずにNBAドラフトに専念するという謎に満ち満ちた声明を公にしており、これがどの程度彼の評価に影響するかということを考えると少し難しいドラフト候補生かもしれません。

 

☆8th Pick

f:id:okcthunder013:20210217154905j:image

Scottie Barnes

  • age:19.9
  • school:Florida State
  • height:6-9,206cm
  • weight:227lbs,103kg
  • posion:PG/PF

申し訳ないけど正直ルックスは好みじゃない…

ベン・シモンズの出身校、モントバーデ・アカデミーでオールラウンドぷりに磨きをかけ、フロリダステイト大ではPGにコンバートされたバーンズ。PGとしては異例のサイズを誇り、先輩のシモンズを彷彿とさせるプレイを見せます。FTを含むジャンパーが苦手なところもいっしょ。ただし先輩のような圧倒的なDF力があるわけではないですし、そもそもNBAチームが彼をPGとして見てくれるのかPFにリコンバートされるのかは不明。ユニークな素材ではありますが、先輩がオールスターながら結構な苦労をしているのでどう差別化のアプローチをかけていくのかは難しいところ。3Pが伸びれば使い勝手が良い大型PGとして名を馳せることになりそうです。36分平均のスタッツは以下の通り。

FG47.0%,3P26.7%,FT52.1%,15.0pts,5.5reb,6.3ast,0.4blk,2.1stl,2.5tov

 

☆9th Pick

f:id:okcthunder013:20210217160413j:image

Corey Kispart

  • age:22.3
  • school:Gonzaga
  • height:6-7,201cm
  • weight:220lbs,100kg
  • posion:SF/SG

八村塁のチームメイトでしたのでご存知の方も多いかもしれませんね。彼は今APランキング全米トップをひた走るゴンザガ大のリーディングスコアラーであり、大学No.1シューターとして名声を恣にしています。シニア、つまり4年生のためポテンシャル重視のドラフトとは相性は良くないのですがそれを補って余りある圧倒的なシュート力は3P偏重のきらいがある現代NBAにおいて殊更に重宝される能力であり、彼は最も堅実なドラフト候補生と言えるでしょう。NBAをしばらく見ている方は50-40-90という数字をたまに目にすると思いますが(※野球のトリプルスリーみたいなものです)、彼はそれを凌ぐ55.8%-47.9%-89.1%という化け物じみたスタッツを残しており、しかもおあつらえ向きにローエゴときたもので、プレーオフチームの即戦力としても申し分ない選手でしょう。現時点でもジョー・ハリスに引けをとらない選手と私は見ています。シニアにロッタリーピックというのも難しい判断ですがハズレとなる確率がかなり低い彼を指名するのは妥当なのではないでしょうか。以下、36分平均のスタッツです。

FG55.8%,3P47.9%,FT89.1%,22.6pts,5.5reb,2.2ast,0.4blk,0.9stl,1.5tov

 

☆10th Pick

f:id:okcthunder013:20210217162013j:image

James Bouknight

  • age:20.7
  • school:Connecticut
  • height:6-5,196cm
  • weight:190lbs,86kg
  • posion:SG

NCAAのMIPとの呼び声高いブークナイトですが、年明けに肘の故障を負っておりつい最近カムバックしたところとなります。しかし復帰戦で25分のプレイで7/13の18得点、4リバウンド、2アシスト、2スティールにモンスターダンクと大暴れし、怪我の影響を感じさせないプレイをしており、指名順への影響はないだろうと思わせる盤石なプレイを見せてくれました。

プレイは洗練されたスコアラーといった感じで、ジャンパーもレイアップも多少のコンタクトにも怯まず決めていく姿にはザック・ラヴィーンや、ジャマール・マレーのようなものを感じます。一方で、ハンドラーとして周りを活かせているかというとそうでもなく、パスIQは若干の懸念となっています。とはいえアシストに繋げずとも自分で得点できてしまう彼のスキルは20歳そこそこの年代では頭ひとつ抜けており、また、スイッチが入ると止まらない爆発力も魅力の選手で、昨年末には40得点という恐ろしい記録も残しています(NCAAはルール的に40点取るのは相当難しいのです)。彼の圧倒的なスコアリングスキルとスター性がNBAでどう花開くのかは見ものです。

以下36分平均スタッツ。

FG45.1%,3P32.4%,FT80.6%,22.2pts,5.8reb,1.8ast,0.4blk,1.6stl,3.1tov

 

☆11th Pick

f:id:okcthunder013:20210217164511j:image

Ziaire Williams

  • age:19.7
  • school:Stanford
  • height:6-8,203cm
  • weight:185lbs,83kg
  • posion:SF

センスはあるけど…なタイプ。サンダーが好きそうな長身軽量ひょろ長タイプでもあります。うーむ。

シュートフォームなどの所作がとても綺麗でDFも数字以上のものを感じる選手ではあるのですがいかんせん残しているスタッツが酷いので扱いが難しい選手と言えます。ってなわけでここで例によって36分平均のスタッツを。

FG37.7%,3P31.1%,FT83.7%,14.4pts,6.7reb,3.1ast,0.7blk,1.2stl,4.1tov

FT%は高く、本来のシュート力が優れていることは見て取れますがシュートセレクションが悪かったりパスの判断が悪かったりとシュートミスとTOVが非常に多く、また華奢な体型であることからフィジカルに攻められない、守れないという二重苦で扱いは難しいのでした。ただその絹のようにスムースなスキルとセンスは高校時代からポール・ジョージに例えられており、何となく大成すればジョージかなぁとも思えるプレイヤーなのでした(失敗したらケビン・ノックス辺りかなぁ…)。ただかなりの時間がかかりそうですし、大成しない、所謂バストの可能性も非常に高く、ハイリスクハイリターンな物件が彼なのかなといった印象。ポクシェフスキーの育成にあたふたしているサンダーにはキツい物件かもしれません。いやもういっそ同時に育てたらいいのか…?

 

☆12th Pick

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Jared Butler

  • age:21.7
  • school:Baylor
  • height:6-3,191cm
  • weight:190lbs,86kg
  • posion:PG

カレッジNo.1PG争いが激しい今シーズンのNCAAですがそのうちの一角にして唯一のシニア、つまり3年生がこのバトラーです。年齢がフレッシュマンに比べると少し高いもののキスパート同様にその不利を感じさせないプレイの質で評価を上げているプレイヤーです。ちなみにバトラーの在籍するベイラー大はゴンザガ大に次ぐ全米2位につけており、彼が勝利に導くポイントガードであることを示しています。PGに求められるスキルを凡そ兼ね備えているバトラーはスティール、アシスト、シュートにおいて非凡な才能を遺憾無く発揮しており、3Pは脅威の44.6%を誇り、アシスト、スティールは36分平均でそれぞれ6.5アシスト、3.0スティールを残しています。アドバンスドスタッツと言われるスタッツ(あのDrtgだのBPMだのPERだのWin Shareだののやつです)も軒並みカレッジ最高峰の数字を残しており、懸念材料らしい懸念材料は強いて言うならクイックネスがそこまででもなく、アウトサイドシュートに頼りがちといった部分くらいという熟練のPGと評されます。個人的には2021ドラフトのタイリース・ハリバートン枠と考えており、バトラーも外れることのない安定の即戦力ピックでしょう。

以下36分平均スタッツ。

FG49.3%,3P44.6%,FT75.6%,21.0pts,4.1reb,6.5ast,0.6blk,3.0stl,3.4tov

 

☆13th Pick

f:id:okcthunder013:20210217172253j:image

Filip Petrusev

  • age:21.2
  • school:Gonzaga→Mega Bemax(Serbia)
  • height:6-11,211cm
  • weight:235lbs,107kg
  • posion:C/PF

八村塁のチームメイトその2。ゴンザガ大でプレイしていたペトルセフは新型コロナの影響を危惧して故郷、セルビアに帰国してプロとしてプレイすることを選択しました。ちなみにポクシェフスキーと同郷。現段階のモックドラフトやビッグボードでは彼の名前をあまり見かけませんが恐らくドラフト当日には1巡目指名を受けるでしょう。私はかなり高くペトルセフを評価しています。そもそもがカレッジでの優秀さは昨年のゴンザガ大でのプレイで証明済であり、ユーロのプロの中で揉まれつつ月間MVPを受賞していたり、素晴らしいスタッツを残していることは評価されて然るべきと思います。以下36分平均のスタッツ。

FG58.4%,3P44.9%,FT78.4%,26.1pts,8.8reb,1.6ast,1.4blk,0.5stl,2.3tov

Cとしてリバウンドとブロックはもう少し欲しいところではありますがPFとしては立派な数字。得点関係は言うに及ばず、弱冠21歳でプロを相手に圧倒しています。特にゴンザガ時代には武器になっていなかったシュートを大幅に伸ばしてきており、ストレッチビッグとして開花したと見ていいでしょう。また、数字には表れませんが、イビツァ・ズバッツのような優れたポジション取りのセンスと高い運動能力も備えており、かなり隙のないビッグマンに仕上がっています。仮にゴンザガに彼が残留していたら無敗でNCAAを制していたかもしれません。まぁその場合にはシュートが伸びたかはわかりませんが。現役選手との比較は難しいのですがより軽く、より早くなったヨナス・バランチュナスだとかジョン・コリンズだとかが系類かなぁとは思います。とにかくモーブリー以外でビッグマンが欲しいとなったらペトルセフを獲得すべしと思いますね。

 

☆14th Pick

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BJ Boston

  • age:19.5
  • school:Kentucky
  • height:6-7,201cm
  • weight:185lbs,83kg
  • posion:SF/SG

正直14位はめちゃくちゃ悩みました

ロッタリーピック最後の選手はブランドン・ボストンjr。名前がブランドンであり、軽量ひょろ長な体躯とそれを活かした独特なリズムを持つプレイスタイルから昨季MIPのブランドン・イングラムとことあるごとに比較されるボストン。なんとなく顔もイングラムを少し爽やかにした感じにも見える。ちなみに高校時代は先ほど紹介したザイアー・ウィリアムスとシエラ・キャニオン高校にてチームメイトでした。もっと言うと例の2世選手のブロニー・ジェームズとザイール・ウェイドもか。

今年のドラフト上位と見込まれていた彼はNBA選手養成所ことケンタッキー大にてカレッジのレベルに順応できずに大苦戦。今年のエースの一角とみなされ、5位〜8位の高い評価を受けていた彼は一気に20位以下へと評価を落としました。ここでとりあえず36分平均スタッツをどうぞ。

FG37.1%,3P29.4%,FT79.2%,14.5pts,6.0reb,1.7ast,0.2blk,1.6stl,1.7tov

散々な数字ですがこれでも上がってきた方だと言うのだから序盤戦がいかに酷かったかが分かります。この手のタイプの選手にしてはTOVが少なく、ミスがシュートミスに集約されていることが救いかな。ただし先にも少し触れたようにここにきてようやっと順応を見せているボストン。1/20からの7試合では、

FG51.4%,3P46.4%,FT84.6%,15.6pts,5.5reb,2.0ast,1.2stl,0.3blk,0.8tov

(※36分換算)このように驚くようにスタッツを伸ばしてきており、当初期待されていたもの、本来のボストンの頭角が顕になってきているといった理由でボストンを最後のロッタリーピック選手に選びました。このままボストンが好調を維持できれば評価は本来の2021年トップクラスに舞い戻ることでしょう。でも前半戦が酷すぎたのでスタッツの見栄え自体ははあまり改善はしないのでしょうね。現役選手との比較としては一回り小さいイングラム若しくは軽いカリス・レバートとかになるんでしょうかね。

 

♦︎おわりに

長々と8000字近く綴ってきましたがそれでも6-14位までしか紹介できず、しかも軽い紹介しかできずと言うことを考えると慄きますね…本当は事細かに1-60位までやりたいところなのですが死んでしまうので勘弁願いたいところです。

あと例によってトレードアップのことはあんまり考えてません。まぁTier2の選手2人獲得するかTier1の選手を1人獲得するかは好みになりますしね。サンダー的にはカニングハムやモーブリーなどをどうしても獲得したいのかもしれませんけどそれだったら今日紹介した中から2人選んだ方がロスターに厚みが出て強くなったりとかもあり得ますしシェイにロスターを合わせることを考える必要もあり、それについて融通が効きやすいとも思いますが最終的にプレスティ次第か。

いずれにせよ今年のドラフトは色々な意味で荒れそうですし、サンダーは自前指名権とヒート指名権とロケッツの5-30位指名権のうち上位2つを獲得し、おまけに30位台の指名権が2つ手に入りそうということで相当ドラフトに注力できそうです。ヒルとかホーフォードとかムスカラとかアリーザとかを指名権に換えようとしているなどの噂もありますしね。

この企画はまたマーチマッドネスが終わったのち、ドラフトの前にもう一回色々考えて記事にしたいと思っています。順位が確定すれば想像もしやすいしね。それではまた次回はスタッツ分析の記事でお会いしましょう。

 

サンダーの序盤戦を振り返ろうvol.1

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開幕戦がまさかの延期となったときにはどうなるのかと先行き不安でしたが、早くも10試合がつつがなく終わったということでサンダーの序盤戦について振り返っていきたいと思います。

今日のスパーズ戦についてはかなりイレギュラーな展開に持ち込まれてしまい残念ながら敗れてしまったという感覚が強いですが、チームとしての形は見えてきており、ここまで5勝5敗と健闘を見せています。評点をつけるなら80点くらいあげてもいいくらいです。でも対戦相手の平均勝率は51.4%と特別強いところとも当たっていないという事実もあり、楽観視はできません。特に今月はレイカーズシクサーズナゲッツクリッパーズ、サンズと強豪との試合が続くのでここで痛めつけられることも充分に考えられます。でも反対にこの辺の強豪との戦いはいい経験になると共にもし勝つことができれば若手の多いサンダーに勢いと自信をもたらす可能性もあり、チャンスでもあります。ピンチはチャンスとはよく言ったものです。

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さて、この辺でここまである程度固まってきたローテーションを確認していきましょう。

PG/ヒル-マレドン

SG/シェイ-ディアロ

SF/ドート-ポクシェフスキー

PF/ベイズリー-ケンリッチ(ロビー)

C/ホーフォード-ムスカ

当然のように昨季のサンダーを支えたヤングトリオがスターターに抜擢されました。あと脇を固めるベテランとしてヒルとホーフォードが抜擢。ロスターを考えるとめちゃくちゃ妥当な選出です。またベテランの2人は26-27分程度と出場時間自体は控えめ。特にホーフォードはPTがキャリア平均32.5→27.1と大幅減で、キャリア最低を大きく下回る結果に。でも別に衰えてるって感じもないんですけどね。チームの方針でこうなってるのとムスカラやロビーが意外にも頼れるのでこうなっているように感じます。ロビーとケンリッチはPTを取り合う関係にあるように見えますが3人目のCがロビーということもありこの部分だけはケースバイケースです。でも今日のようなムスカラとの連携を見るとロビーはCの方が向いていそう。残りのロスターにはジャスティンとミラー、ジェローム、ホール、ブラウンが控えていますがどうも積極起用という見方はされていなさそう。今のところガベージ要因です。

スタッツとしてはざっくりこんな感じ。

Shai Gilgeous-Alexander
33.6min
20.9pts
49.3FG%
35.3TP%
75.4FT%
5.7reb
6.3ast
2.8tov
1.0stl
0.5blk
Darius Bazley
30.3min
11.3pts
39.4FG%
28.0TP%
92.9FT%
8.1reb
1.6ast
1.8tov
0.4stl
1.2blk
Luguentz Dort
27.9min
12.4pts
46.7FG%
43.8TP%
79.2FT%
3.7reb
0.8ast
1.2tov
0.8stl
0.3blk
Al Horford
27.1min
11.1pts
41.8FG%
32.0TP%
50.0FT%
7.1reb
2.4ast
0.9tov
0.3stl
0.8blk
George Hill
26.0min
11.9pts
50.7FG%
38.5TP%
88.9FT%
2.2reb
3.7ast
1.0tov
0.9stl
0.2blk

Hamidou Diallo

21.0min
12.5pts
55.8FG%
27.3TP%
70.3FT%
5.1reb
1.8ast
1.0tov
1.1stl
0.3blk
Theo Maledon
19.9min
5.9pts
36.7FG%
27.8TP%
45.5FT%
2.0reb
2.8ast
2.0tov
0.7stl
0.0blk
Mike Muscala
17.6min
9.4pts
46.8FG%
42.2TP%
88.9FT%
3.1reb
0.8ast
0.4tov
0.2stl
0.4blk
Isaiah Roby
16.9min
7.9pts
62.9FG%
41.7TP%
50.0FT%
4.0reb
0.4ast
1.0tov
0.1stl
0.6blk
Aleksej Pokusevski
16.0min
2.4pts
22.2FG%
13.0TP%
0.0FT%
4.1reb
1.0ast
1.8tov
0.6stl
1.0blk
Kenrich Williams
10.3min
2.0pts
27.3FG%
28.6TP%
100.0FT%
1.7reb
0.7ast
0.6tov
0.3stl
0.3blk

PTの長い順。ちなみにTP%は3P%のことです。数字が並んで見にくいことこの上ないので仕方なくこんな表記に。というようなことは置いておいて、数字を見ていきましょう。

特筆すべきはやはり得点分布のバランスの良さで、PPG2桁のプレイヤーが6人もいること、更にはスターター全員が2桁というバランスが光ります。安定した得点源はシェイ1人にとどまりますが、そのシェイはシェイで得点にこだわるのではなく、「正しいプレイ」のチョイスによってTOVを抑えながらにしてASTを3.3→6.3まで増加させてきています。またFG%の上昇も伴っており、効率的に点を取るエースであり大黒柱としてのプレイが身に付いてきているように思えます。でもFTは課題ですが。

機体の成長株、ベイズリーは調子の乱高下が激しく、思った通りとはいかない様子。特にフィジカル的な面で苦労しているようで、ザイオン・ウィリアムソンやジュリアス・ランドルらとのマッチアップの際は苦戦を強いられました。OFでも光るプレイを随所に見せますが、メイン得点源の3Pがここまで不発といった部分で苦しんでいます。というか今季に入ってからあのえげつない振り幅のステップバック3Pを見ていない気がするのですがどうしたんでしょうか。元々昨年からコーナー3Pが苦手な印象で、29.8%しかなかったのですが今季では26.7%とさらに下落しており、打つ本数が増えただけに欠点になりつつあります。ウィングからなら悪くないんですけどね。

ドートはドートでプレシーズンでの不調は何処へやらといった感じでシューティングに安定感を見せています。3P4割超えというシューターとして1流とされるラインを保持していることから調子の良さが伺えます。でも実はDBPMが0.4→-0.5に低下していたりとDF面での輝きがまだ見られていないかなといったところ。エースストッパーではあるもののヘルプディフェンダーではないといった部分で隙を突かれがちです。ロバーソンがいれば指導を受けられたのでしょうがそうもいかず…今後ヘルプDFが伸びていくのかは若干の不安要素ですね。本当にロバーソンにはコーチとしてサンダー入閣を果たしてもらいたいのですが彼自身まだ30にもなっていないこともあってどうなの?という部分ではあります。

ベテラン2人は正直言って予想以上でも以下でもないスタッツに。安定感を与えてくれる要素になっていますがホーフォードもヒルも3Pだけはかなり乱調します。ぶっちゃけると厳しい展開を打破できるかの要素はホーフォードとシェイのP&Pが成功するかどうかだったりするのでここがもう少し安定してこないことには格上との勝負は難しいところ。

そしてベンチメンバーについてですが意外にもサンダーの得点ランキング2位の男はディアロだったのでした。ここ数日で23.25.16得点と猛プッシュして平均得点をぐんぐん伸ばしてきた彼ですが、意外にもTOV%は13.6%→9.9%と減らしてきており、USGが18.4%→23.3%へと増加したことを鑑みると相当計算の立つベンチプレイヤーと成長していると言えるでしょう。でも相変わらずの低調な外角シュートがどうなるか次第では、現在78.8%を誇るペイントエリア内での得点効率も下がってくるやもしれませんが。しかしこれは強烈な数字であり、現在MVP候補筆頭のジョエル・エンビードと同値であると考えると讃えられるべき内容です。

ベンチメンバー中2番目の出場時間を誇るマレドンはスタッツこそ地味なものの、2ndユニットの調整役として一役買っており、彼の調子次第で2ndユニットの行く末が決まるといっても過言ではない状態です。でもプレイ内容の割にTOVが多く、効率的なパスを選びがちなので読まれやすいといった点でNBAという環境に順応していく必要があります。あとリムアタックをかけたりもしますがユーロよりも更にフィジカルなNBAのリム周りでは弾き飛ばされるのがせいぜいといった感じで、特にドローファウルをするわけでもないのでスコアリングには苦労が見えます。

ムスカラはファウルしないDFを意識的に伸ばしてきており、これが結構通用していて予想外の進化を見せています。が、フィジカルを活かしてぶつかっていくことは未だ不得手で、リバウンドだったりリムプロテクトでのフィジカルコンタクトなどでよく吹っ飛ばされています。でもやれる範囲で頑張るので特に穴になることもなく、使い勝手の良い選手となっています。3Pは元から上手いですし。

判断に困るのがロビー。突如として彗星のように登場したサンダー第3のビッグマンは現代ビッグマンに要求される基礎の動きやフィジカルをほとんど全て兼ね備えた6-8のセンターというピーキーかつ不気味な存在へと進化しました。なんといってもリバウンドのポジショニングや飛び込みのタイミングも上手く、プットバックをしてくれたかと思いきや鮮やかなPnRを決めたり果てには3Pを沈めたりします。なんなんだ。でもいかんせんサイズ不足なのは明らかで、DBPMが-1.4と低いです。また、TOV%も16.1%とかなり高めでサンダーにとって諸刃の剣なのでした。それでも重用したくなる彼の1流のロールプレイヤーとしての才能が17.5分ものPTをデイノートから引き出させていることは間違い無いのでした。果たして彼の才能は毒となるか薬となるか。一年後が楽しみです。

次いでポクシェフスキー。ポクシェフスキー。ポク。デビューから5試合は目も当てられない惨劇というに相応しい数字を残していましたが、怪我明け復帰後のここ3試合では多少なりとも実力の片鱗を見せており、妙なシュートも決まり始めてはいます。でも未だにナショナルルールとNBAルールの勘違いをしたりと先は長そう。サンダーの現状からすると今年いっぱいは彼にかける時間は取れそうですが、来年から2、3人のルーキーが毎年ドラフトされて加入してくることを考えると今シーズン中にせめてシュート、リバウンド、ブロックくらいは物にしておきたいところ。彼は8試合見ても成長途上感が強いので少なくとももう20試合くらいは温かい目で見ていかなければならないなと思います。

ケンリッチはどうもこうもありませんね。正直ヒュースティスの方が優れているようにさえ感じます。3年目の25歳ということを考えても伸び代らしい伸び代も感じませんので今後ロビーないし誰かにPTを奪われていくだろうと思います。でもロビーはCなんじゃないかなぁとも思ったり…

とにかくサンダーが今後も勝ちを狙っていくならば、ここの穴さえ塞いでしまえばPOライン上で戦えるチームにはなると思います。そのためにももう1人アウトサイドを苦手としていない実績のあるベテランディフェンダーが欲しいのですが………ん?!??

 

f:id:okcthunder013:20210113162618j:image

 

・最後に

vol.1ということで個人のトラディショナルスタッツ重視で軽めに仕上げてみました。が、どうも私はダイノートHCのコーチングが結構好みらしく、著しく増加傾向にある3Pやパスの本数なんかもとても気になっており、そのうちチームのアドバンスドスタッツ中心にまとめたいと思っています。まぁ例によっていつになるかわかりませんが気長に待っていただけると嬉しいです。それではまた次回。