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渡邊雄太選手、NBAプレシーズンデビュー

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先日話題となった2way契約を勝ち取り、史上2人目となる日本人NBA選手を目指す渡邊雄太選手が今日のアトランタ・ホークス戦でデビューし、7分程度のプレイタイムを貰いました。

試合は120-110でグリズリーズが勝利しています。

 

*デビュー戦所感

肩の怪我で出遅れた渡邊はグリズリーズとしてはプレシーズン2戦目となる今日のデビューとなりました。肩にテーピングをしていたり未だ万全ではないようですが出場は可能ということで4Qのガベージタイムでの出場となりました。

キャンプ契約である非保証契約のマーケル・クロフォード以下の4人よりプレイタイムを与えられ、ピック&ポップなどで2本のオープンスリーを放つ事に成功した事は評価できますが2本とも外してしまっています。グリズリーズはあまりスリーポイントに積極的ではありませんし、オープンを作る事にも長けているわけでもないため、オープンスリーをしっかり沈めることができれば重用されるかもしれません。肩の怪我という事もあり、未だ試験段階を抜けない渡邊ですので今後このようなシュートを沈める事が目標になっていきます。

A-10カンファレンスでは最優秀DFプレイヤー賞を受賞しているだけあって対人のマークはとても優秀です。それは日本代表戦で証明されています。

しかしながら渡邊が証明してきたのはオンボールでのDF、特にペリメーターエリアでのDFであってオフボールDFが優れているとは言えません。特にクローズアウトの粗さ、ヘルプポジションの位置取りなどが目立ちました。まだプレシーズンであり、更にキャンプ契約の選手たちに囲まれていてケミストリーも何もない状態ではありますが、残念なことに2way契約の選手は今日の様なガベージタイムが基本的な出場機会となるためシーズンに入ってももこのような状況での出場となってくると思われます。そのため、個人のDFIQを高めることが課題になってきます。

逆にマンマークではサイズを生かしたプレイで今日もブロックに近いと言えるロブパスのディフレクションも見られました。

サイズがあるため4番での起用でしたがウイングプレイヤーとしての起用でしたので本来やるべきことを任されていて、チーム内でハッキリとした役割を持つことができたのは良い点だと思います。

 

【総括】

HCはガベージタイムに大きなランを浴びたことを気に留めていないようですが7分間の出場でチーム最低の-19というのは痛い点でした。しかしながらまだプレシーズンマッチはあと3戦残されているため、どこかで活躍できればシーズン中のコールアップもあるかもしれません。ウェイブはない…多分…

 

・コンリーからも好評な渡邊は今シーズンどこまでやれるのか

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