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渡邊雄太選手、同点スリーを沈めチームを勝利に導く

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グリズリーズとしては3戦目、渡邊雄太の出場2試合目となるインディアナ・ペイサーズ戦はグリズリーズのホーム、Fed EX フォーラムで行われ、オーバータイムにもつれ込む接戦は最終的に109-104でグリズリーズが勝利しています。

 

*渡邊、大車輪の活躍

今日は肩のテーピングをしていなかった渡邊。正直、昨日の今日で肩の調子が良くなるとは思っておらず、あまり期待して観戦していたわけではなかったのですが良い意味で裏切られました。

▽以下本日の渡邊のスタッツ。

20分/11pts/3reb/1blk/FG71.4%

見事なスタッツでした。ベンチプレイヤーとしては今年のドラフト4位指名のジャイレン・ジャクソンJrに次いで2位の得点源となっています。

 

渡邊は昨日より少し早めの3Q終盤で起用されました。

が、昨日と全く違うのは渡邊の積極性とシュートタッチでした。4Q開始1分34秒の時点でレイアップから自身プレシーズン初得点を挙げると、続いてこぼれ球をリバウンドしてからの速攻でダンクと勢いに乗り、そして迎えた4Q残り13.2秒に94-91と負けていたグリズリーズタイムアウトを要求。ここでHCは1発同点を狙うスリーポイントのセットプレイを指示しましたがセットからスクリーンを経てシュートを放つ大役は渡邊でした。これはHCがそれなりに渡邊に信頼を置いている証でもあります。そして渡邊の放ったシュートは見事にゴールを射抜きます。そして試合はオーバータイムへ。

 

・渡邊の同点スリーポイントがチームの窮地を救った

Sports Roadhouse® on Twitter: "Yuta Watanabe banks in the 3 & ties the game late in the 4th for the @memgrizz!https://t.co/6g8MTy2BVc https://t.co/YRrmb3IjOc… https://t.co/0vG4fONYQE"

 

そして迎えたオーバータイムでも引き続き渡邊が出場し、アピールできる時間が増えるのでした。これは少しラッキーな展開。

そしてオーバータイム中盤にもチームメイトの#10 アイバン・ラブがブロックしたボールをリバウンドし、そのままコーストトゥコーストで4人に囲まれながらレイアップをねじ込みます。そしてその約1分後には華麗なドリブルからのプルアップジャンパーを沈めました。肩の負傷をしていたとは思えないプレイぶりで次々とシュートを沈めた渡邊。結果、5/7の71.4%の高確率となりました。

試合後のヒーローインタビューも当然のように渡邊。拙い英語(人のこと言えませんが)に記者も微笑みながら対応していました。

 

【総括】

実を言えば今日の渡邊にもまだまだ課題となる部分は見受けられましたし、昨日も書きましたがグリズリーズの3rdユニットには規律がなくチームとして攻守にわたって拙い状態ではありました。しかし今日の渡邊の活躍をみてそれらを非難するのは野暮というものですし同点弾を観た後にそんな事を書く気も起きませんので書きません。何よりルーキーであり2wayプレイヤーである渡邊雄太選手がNBAにセンセーションを起こせた(小さいかもですが)ことが喜ばしい限りです。2way契約や10日間契約など、NBAには例外的な契約条項がいくつかありますがいずれもなにか取り立てて目立った選手しか本契約を勝ち取ることはできません。(クイン・クックとかヨギ・フェレルみたいなシンデレラボーイクラスの人たち)

そのため、話題性や目立つ力というのも重要になってきますので今日の結果としては最高クラスの活躍もといアピールになったことでしょう。今日の活躍でそれなりに注目を集めた今こそ残り2試合を頑張ってアピールしてもらいたいと思います。

 

・全米、いや少なくともメンフィス中からは注目を集めることになった渡邊の今後に期待がかかる

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