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10/17 サンダー@ウォリアーズ シーズン開幕戦

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ついに開幕した2018-19シーズンの開幕戦を飾ったウォーリアーズとの一戦は、ロードのオラクルアリーナで行われ、最終的に100-108で敗れています。

 

アダムス出ましたね。出さなくていいのに…

 

*ウェストブルックのいないサンダー

正直言って弱いです。やりたいことがハッキリしていなかったですね。終始何がしたいのか分かりませんでした。しっかりしろドノバン!!

先に言っておきますがシュローダーが悪いとかそういうことではありません。チームとしての話。

今季のサンダーのロスターは思い切ってウェストブルック仕様のチームに戻しました。16-17シーズン仕様です。運動能力の高い選手を集め、ハードワークをさせ、僅かなシューターを配置してスペーシングします。言ってみればディフェンシブなチームです。昨年もロバーソンが離脱するまではそのような形を目指していてある種、成功を収めていたのですがロバーソンの離脱が引き金となり瓦解しました。結果的にOFもDFも中途半端なチームになってしまったのです。そのため、今季は最初から割り切ってチーム作りをしています。

やりたいことがハッキリしているプレスティGM、全くわからないドノバンHC。

と、ウェストブルック仕様のチームに戻ったのは良いのですが、肝心要のウェストブルックがいないというどうしようもない状況。一応シュローダーを獲得していたのですがやはりどう見ても荷が重いです。

ウェストブルックのせいでボールが回らないと散々言われてきたサンダーですが、ウェストブルックがいないともっと回らないというよくわからない結果に。

更には、スタッツ稼ぎと言われるウェストブルックのリバウンドですが、ウェストブルックが離脱したことにより、明らかにディフェンスリバウンドが取れなくなります。もう何が何だか分かりません。

リバウンド数自体は46本と、昨年の平均45.1を僅かに上回りましたが、ウォリアーズになんと16本ものオフェンスリバウンドを許しています。これは昨年リーグトップだったサンダーの平均12.5本を大きく上回られてしまっています。

正直、パチュリアとマギーを放出し、カズンズが離脱しているウォリアーズのインサイドにここまでやられるとは思っていませんでした。

アダムスはスクリーンアウトをいつものようにこなしておりましたが、周りが忘れがち。特にグラントとジョージは酷いです。2人ともフォワードポジションで206cmの高さがありますが、2人合計して66分の出場で4本とリバウンドを眺めてるだけなのが数字にも現れています。アダムスに1回怒られてこい。

 

あとは以前より懸念していた速攻からの得点が僅か10得点です。これは平均15.2の昨シーズンを大きく下回りました。これに関してはシュローダーのプレイが関係しています。

今日のシュローダーは7つのディフェンスリバウンドを取っており、ウェストブルックと遜色ありません。そういうチーム戦術ですし、アダムスがそうしています。

しかしその後の速攻がまぁ出ません。ウェストブルックにリバウンドを拾わせるのはあくまで速攻をかけやすくするためなのにゆっくりとハーフコートオフェンスを展開します。じゃあアダムスに拾わせた方が確実じゃん…

そんなわけでシュローダーのリバウンドはデメリットの方が大きくなってしまっていました。初めからアダムスに取らせておけばルーニーに8本も奪われることはなかったと思います。

 

更に、43.9あったペイント内得点が34点とかなり抑えられており、ここにも影響が見られます。

ウェストブルックは昨シーズンに速攻から5.5得点、ペイント内で11.3得点を平均であげているため、彼の不在がほぼそのまま響いています。

 

コーチングなどを楽しんでいたウェストブルック。そんなことしないでいいから試合に出て欲しい

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*シュートが入らない両チーム

全く入りません。ウォーリアーズは58/108をペイント内から得点しているにもかかわらず44.2%3PTは26.9%と精彩を欠きました。

もっと酷いのがサンダー。

FGが36.3%、3PTは27.0%、FTは64.9%と酷すぎます。

フェルトン、パターソン、グラントは2割台、2人で42本ものシュートを放ったシュローダー、ジョージは3割台ともうなんとも言えません。

よくこれで接戦になったなという印象。

ウォーリアーズ側もオールスターカルテット(クインテット)の2人が戦犯級のFG%でしたが。

ドレイモンド・グリーンは16.7%、クレイ・トンプソンは20本ものシュートを放ちましたがFGが25%、お家芸の3PTは1/8の12.5%と散々でした。

しかし内容的には抑えられたサンダー、外したウォーリアーズ感は拭えません。

ジョージは後半に21点をあげ、3Qには連続得点で一時、逆転に成功するなどの活躍をしたものの、前半は6得点の12.5%まで抑え込まれました。というかデュラントのDFがかなり効いてました。ウォーリアーズ行ってから上手くならなくてもいいのに…というか引っ込んでて欲しい。

OFでは抑え込まれ、DFでは止められなかった前半のデュラント。後半は彼にはグラントをマッチさせるシーンが多く見られ、結果的に功を奏しました。

 

尚、カリー…

MVPが2人いるのってズルいよね。羨ましい。

カリーは後半途中まで3PTが100%と大暴れされました。前半19点。シュローダーとファーガソンがワンプレイで崩されます。なんて脆弱なバックコートコンビなんだ

特にシュローダーはホイホイ抜かれますしバックドアの対応が全くできていませんでした。ロバーソンに教わろう。

しかし流石は2年連続MVPな活躍でした。脱帽です。

 

それでもシュートなんて所詮その日のタッチ次第のところもありますのであまり咎められない部分でもありますが。

とりあえずこれだけは言えるのは、FT練習しろってことくらいですかね

 

・3Qのジョージは一味違った

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【総括】

今日の良いところは、やはりというか、控えにCがいると安定します。ノエル…いい…(語彙力崩壊)

それでもアダムスを36分も引っ張り、ノエルを12分しか出さないセンターだけのローテーション。ノエルはPFのローテーションに混ぜても良さそうですがね。とにかく2ndラインナップはとてもいい印象でした。

2ndラインナップの話は長くなりすぎるのでまたの機会に書こうと思います。というか今日の試合についても書ききれません。いつも長くなってしまい、申し訳ない限りです。それではまた。

 

 

 

追伸(仮)

試合中に何人かアクセスいただいたようですがこんな記事読むくらいなら試合見てください試合。楽しいですよ。そしてサンダーを応援してやってください。失礼しました。