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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

10/22 サンダーvsキングス シーズン第3戦

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別にいいけどキングスにホームで130点取られて負けるってどういうこと?

 

ホームのチェサピークエナジーアリーナでキングスを迎えた一戦は最終的に120-131で敗れています。ウェストブルックの復帰戦かつホーム開幕戦を勝利で飾れず、これで開幕3連敗となりウェスタンカンファレンス単独最下位と厳しい状況に置かれることとなりました。

 

*決めるキングス決められないサンダー

シュート確率の話です。この試合のキングスはFG54%、3PT45%、FT75%ととても素晴らしいシューティングを披露しました。タフショットもなんのそのでアダムスやジョージの上からポンポン決めていきます。どうなってんだ…

反対にサンダーはFG44%、3PT23%、FT63%と精彩を欠きます。

まずFG%ですが、パターソンが連日の不調です。試投は全てスリーポイントで、オープンなシュートがほとんどでしたが、まるで入りません。大体のシュートがショートしています。何かがおかしいですね。それでも4点プレイの派手なシュートは決めてみせてくれましたがそれ止まりで1/6の16.7%。まずこれはいただけません。

次に今季初めて6thマンに落ち着いたシュローダーですが5/16の31.2%とこれまた悲惨です。しかし前半0/5の0%だったため後半は多少マシになっていたといえます。5/11の45%です。ベンチからというのはしばらくぶりなので適応に戸惑ったのかもしれません。まぁ許せる範疇かな。

次にグラント。前々から言ってますが使い方が昨季と異なった為に全っっっったく強みを生かせてません。頭沸いてんのか

3/12の25%という数字を叩き出します。尚、3PTは0/5です。何故効率の悪いグラントにスリーポイントを撃たせまくるのか本当に謎です。ワイドオープンでもコーナーでもない限り基本的には入らないので撃たせる意味は薄いですしレイアップ撃たせてさせてなんぼの選手です。何がしたいのか。尚、グラント自身は悪くありません、チーム戦術の話。だってスリーポイント除けば3/7で42%ですからね、まぁ許せますよ。

次に3PT%を見ていきます。これまたジョージの3/9が素晴らしいように見えてくる酷さです。良いと言えるのはシュローダーの2/5、バートンとディアロの1/2だけです。

特に目につくのはウェストブルックです。入らないスリーポイントを放るのはいつものことですが、今日は1/6と目に余ります。というか逆によくこれで56.5%ものFG%を保てたなと感心します。だってツーポイントは12/17で70%ですからね、凄まじい効率です。ただしこのウェストブルックと同じかそれ以下の前述したPF2人。かたやパターソンはシューターのはずです。何をしているのか。

加えてFT%も見ていきます。

ジョージが6/6で100%と素晴らしいFT%を誇りました。あれ?でもなんでこんなにFT%低いの…?

原因はウェストブルックです。先程のスリーポイントの話も含めて話しますが、復帰戦ということもあり、ウェストブルックのシュートタッチはかなり悪かったです。どうも距離が掴めてないっぽい?あと、ボールも手につかないようでポロポロこぼしたりしていました。まだ万全じゃないから仕方ないけどリーダーにこれをやられると士気に関わりますので早く整えて欲しいところです。

なんにせよキャリア平均で81.4%の確率で決めているフリースローが11本も放って45%というのは尋常ではありません。なんらかの事情があるのでは…?と勘ぐりたくなります。今日の試合も殆どがレイアップで、3フィート以上離れた場所からの得点は僅かに5点でした。

 

・距離を置いたシュートが絶不調なウェストブルック。フリースローくらいは決めて欲しかった

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ファーガソンを出すな

頑張ってくれていることは知ってます。昨季よりディフェンスが多少マシになったことも知ってます。それでもNBAのベンチメンバーにも入れないような能力です。今のところは、ですが。1巡目指名の生え抜きで2年目の選手なので大切に育てたいのは分かりますが明らかに過保護です。彼を使ってたら勝てないよ。それは昨季のロバーソン離脱後からブリューワー合流後までの期間を見れば火を見るよりも明らかです。ちなみに、彼がスターターを務めた試合は5勝10敗と明らかに分が悪いです。

これで今季は平均20.9分の出場で2.0得点、FG13.3%、3PT9.1%となりました。良いところ?無いですよ。全くありません。ディアロ出した方が圧倒的に良いです。それでもファーガソンを育てようとするドノバン。もう全く分かりません。何か制約でもあるのでしょうか。流石に懲りたのか今日はディアロの方が2分長い21分の出場となりましたが。スタッツは比べるまでもなくディアロの圧勝なので比べません。

でもこれだったら本当に2wayのバートンの方がよっぽどマシなのです。今日、僅か6分の出場で残したバートンの功績を19分出て圧倒的に下回るファーガソン。ディフェンスではマッチアップ相手のシャンパートに好き勝手やられて1Qで16点を献上しました。

本当にオクラホマ出身、生え抜き、若手と期待したい要素が揃っているファーガソンにこんなことを言うのは心苦しいのですが、ベンチでじっとしていてくださいお願いします。そしてドノバンHC、いい加減諦めてください。

 

・ごめんねファーガソン、もう、君はいいや…

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【総括】

正直、まぁ勝てるだろうと油断していたわけですがまさかの敗北となりました。ウェストブルックとシュローダーを早速並べて来たりと面白いことはたくさんありましたが流石にこちらもフラストレーションが溜まってきていますので新戦術なども楽しめませんでした。

1Qに5つのオフェンスリバウンドを取り、6得点上げたのに対して前半残り2:56秒から1本もシュートを放っていないアダムスも何をしてたのかなぁって感じですし、ウェストブルックも好調に見えてそうでもありませんでした。ジョージは調子を取り戻しつつありますが本調子には程遠いディフェンスでした。

チームとして機能してたかと言われれば65%くらいは機能していたと思います。それでも全く入らないシュートは残りの35%の大きさと、根幹的に今の戦術を否定することになりました。

 

正直言って今日のキングスは出来過ぎもいいところですが西の上位を狙うチームがそんなことを言い訳に敗北しているようでは底が知れます。実際に同じくらい好調なキングスを相手にしたジャズは巻き返しに成功して見事に勝利していました。今日の敗戦がサンダーに大きな影を落としたのは言うまでもありません。ファンのドノバンHCやウェストブルック、ジョージらへの批判の声も大きくなるでしょう。

 

観ていて苦しくなるようなシーズン開幕3連敗でした。次は3日空けて東の優勝候補筆頭、セルティックスをホームで迎え撃ちます。今の状況では相当厳しいでしょうがなんとか4連敗は回避して貰いたいところです。