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サンズ戦プレビュー&渡邊雄太選手のこととか

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さすがにサンズに負けたらヤバすぎる

 

明日はサンズ戦ですが、相手はバックトゥバック(以下BtoB)の上、エースのデビン・ブッカーを欠いた状態と目されています。これに負けたらいよいよプレイオフも危ういかと。こちらはウェストブルックが肩の故障となっていますが、どうやら出場となりそうです。いや肩の故障してたからシュート入らないとかいう言い訳は聞きたくありませんが。

いやそれは置いておいて、4敗同士の対戦となります。いわばリーグ底辺対決です。泣いてもいいですか?

先日、サンズのことを記事にしましたがサンズは意外と悪くないバスケットボールをします。でも今年はまだまだ。そのまだまだのチームのさらにエースを欠いた上にBtoBの状態にホームで負けるのは冗談にもなりません。勝つべし、勝つべし。

実は開幕4連敗するというのは移転後のチーム史上初めてでして、壮絶なスロースタートになっていることは否定できません。ですが少しだけ言い訳をしますと、負けたのは現在ウェスタンカンファレンス首位のウォーリアーズ、勝ち越しで8位のクリッパーズ、勝率5割で9位のキングス、イースタンカンファレンス優勝候補、現在4位のセルティックスとまぁそこまで悲観する相手でもないかなと…内容が内容なのでショックは甚大ですが。

ウェストブルックは自分の責任だということを自覚した上で焦ってはいないと発言しており、ジョージも同調しているようですが、選手はそれで良くてもファンは焦りますよ。

1勝できれば波に乗れることもありますし、とりあえず1つ白星が欲しいところです。

 

ではプレビュー本編です。

 

*サンダーのラインナップ

先日はペリメーターのディフェンスを意識してか今季初めてグラントをスターターに据えての試合となりました。その前の3戦で勝利を上げられていないので空気を変える意味もあったかもしれません。後者ならドノバンHCが少し焦っていることになります。短絡的な動きは正直破滅を呼ぶだけだと思いますし、明日の試合のスターターをどう変えてくるか、または変えてこないのかは少し注目したいところではあります。いかんせん外のシュートが入らないここまでのサンダーですので、パターソンを根気強く使っていった方が有意義だと私は思います。まぁグラント先発も面白くはありますが。

それとファーガソンをSG先発は問題外です。即刻変えるべきです。ドノバンはアブリネスを控えで使いたいといった考えがあると思いますので彼がスターターになることは余程のことがないとありえないと思います。よってディアロが良いかと。ファーガソンは控えでジョージの繋ぎとして今までのディアロ代わりにの出てきてくれても良いのですが出られるのならネイダーかルワウの方が良いかと。しかしドノバンは負けを覚悟でファーガソンを起用してるとしか思えませんのでなんらかの意図があるはずです。仮説ですが、ファーガソンのカット(もしくはトレード)を検討しているといった説と単純に育成をしたいといった説が真っ先に思い浮かびます。というかそのような考えでなければ合点がいきません。

素人目から見ても昨季からまったく役に立っていなかったファーガソン。彼を戦力として起用しているはずがありませんし、彼をスターターから降ろせなんて誰でも思います。本当にドノバンがアレな人ならまぁ諦めますが、仮にも NBAのHC職に就く人間です。ましてや今の彼の首回りは涼しくて仕方ないでしょう。そんな人間が結果の見えている起用をする理由はやはり少し未来を考えているとしか思えません。ファンとしては今すでに追い詰められているのだからそんな悠長なことを言っている場合ではないと大抵の人が考えるでしょう。ドノバンはそうは捉えていないかフロントから何かお達しがあったと考える方が妥当です。なんにせよ戦略があってやっていることだと思います。

しかし彼は少し前にドマンタス・サボニスでも同じことをして失敗していますし、あまり当てにはならなさそうですがね。全世界に既にディアロ>ファーガソンと思われてしまっている時点で彼の育成は諦めた方が賢明だと思いますが。あ、ちなみにカットの場合ですと昨年のヒュースティスにも当てはまります。やたらと起用されたかと思うとぱったりと起用されなくなり、挙句にはチームオプションの破棄とあいなりました。ファーガソンも同じようにならないとは全く言えません。彼のコストも安くは無いのです。来年には2.5M、再来年には3.9Mものコストがかかるファーガソンですのでトレードやカットも考えてのラストチャンスのようなものかもしれません。なにしろ今のサンダーは1ドルでも削りたい経済状況ですからね…

 

おまけ

*日本人史上2人目のNBA選手誕生

ついにこの時がやってきました。そう、渡邊雄太選手のシーズンデビューです。今日チーム状況の妙などもあり、グリズリーズからコールアップされた彼は、組み合わせや色々な運も良く、4Q残り4分31秒にサンズ側がコールしたタイムアウトの後に出場を果たします。

結果を見ると得たフリースローを2投きっちり沈め、リバウンドも2つとガベージタイムでは通用することを示しました。

 

しかしそれより驚いたのはそのフリースローを得るまでの過程で、なんと彼が右サイドからアイソレーションを仕掛けているではありませんか。コーチの描いたセットかどうかはわかりかねますが、チームメイトは彼にアイソレーションをさせて問題ないと判断したということです。やるじゃん。

あとはアリウープを見事に失敗したりもしていましたが微笑ましいといった程度です。何より日本人が再びNBAのコートに足を踏み入れたことを喜ぶ日でした。

 

・念願のNBAデビューを果たした渡邊の旅路はまだ長い

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