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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

11/13 サンダーvsサンズ シーズン第13戦

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Happy Birthday Russ!!

ってなわけでウェストブルックの今日は誕生日なのでした。でも出れないウェストブルック。でも楽しそうでした。相手がサンズということもあり、半ばShow Timeのような雰囲気になり、ウェストブルックはベンチではしゃいでました。あと誕生日に華を添えるかのようにスリーをバシバシ沈めたジョージ。いつもそれでお願いしますと多少無茶なお願いですがやっぱりジョージにはこのくらい期待したくなります。

それはさておき、本日行われたサンズをホームのチェサピーク・エナジー・アリーナに迎えての一戦は118-101で勝利を収めています。

多少怪しかったですが基本的に快勝で連敗を回避しました。これで8勝5敗とウェスタンカンファレンス4位タイに戻ってきました。

ってかウェストブルックはいつ戻るんだ…

ウェストブルックの捻挫はどうやらグレード1のようで比較的軽傷らしいのですが大事を取っているのか休養が続いています。今日で4試合連続の欠場となり、負傷したペリカンズ戦からちょうど1週間となりました。軽傷ならそろそろ復帰してもいいのでは…?そんな時期になってきました。まぁ現状でもサンズやニックスには遅れはとらないだろうという判断なのでしょうがなかなか安定しないのでやっぱりウェストブルックがいるに越したことは無いのですが…

急かしてまた怪我させるのも御免ですし悩ましいところですね。一説によると新しいもの好きな彼は15日のニックス戦で着用予定の新シティエディションジャージを着るために出場するのでは…?と言われていますがどうでしょうかね。

 

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ちなみにこっちが去年のシティエディションです。見覚えありますよね。

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それでこっちが今年のシティエディションです。なんかどっちも微み...

去年のシティエディション着用は2月だったような記憶がありますが今年はそれに比べたら仕上がりがかなり早いですね。あとこれ買おうか結構迷っています。試合で実物を見てから決めることにしましょうか。

あぁ、それとニックス戦といえばカンターの凱旋(1年ぶり2回目)になるんですよね。懐かしきカンター。今でもオクラホマのファンには愛されています。あとカンター自身も結構オクラホマのことを未だに気にかけてくれています。いい人。

このように今日もウェストブルックにメッセージを送っています。カンター、出来るなら帰ってきてください。サラリーはそんなにあげられないけど。

 

話は変わりますがアダムスの膝サポーターがボロボロになっていたんですよね。後半のどこか忘れてしまったのですがフリースローの時にカメラに抜かれていました。当然新品を身につけていたと思いますので試合中に破れたのだと思いますが毎試合タフにプレイしてくれている彼の凄さがまた少し分かったような気がします。ハッスルの申し子ですね。

 

雑談が続きますがフェルトンとアイザイア・カナーンが試合中に仲良さげに話していたのを見て思い出したのですがカナーンって実は一瞬だけサンダーに在籍していたんですよね。いつだか分かりますか?答えは昨年のプレシーズンです。ウェストブルックの控えガードを探していたサンダーはフェルトンとカナーンとキャンプ契約を結んで結果的に採用されたのがフェルトンでした。そういう繋がりでした。

 

話が逸れに逸れてしまって申し訳ないのでゲーム内容のお話をしましょう。

 

*サンズという相手

サンズファンには申し訳ないのですがサンズは弱いです。それもかなり。以前にもサンズのことを少し書きましたが、やはり苦しんでいるように見えます。理由は簡単。更地からチームを作っているのに手間取っているのです。HCも変え、選手も変え、更にはGMさえ変えたサンズですのでこの時期に立て直すのはかなり難しいです。やっぱり2年3年先を見たチームです。でも2年3年もしたらTJ・ウォーレンとかジョシュ・ジャクソンとかが値上がりします。しかしディアンドレ・エイトンやミカル・ブリッジスはまだルーキー契約の最中とやはりこの辺が照準なのでしょうか。いずれにせよこのまだまだのチームにしてやられるようなことがあってはならないということです。現状で2勝11敗とリーグで下から2番目につけているサンズですのでウェストブルックがいようといまいと関係なく勝っていかなければならないような相手ですのであまり試合内容も身のある内容にはなりませんでした。強いて言うなら終盤に追いつかれかけたこととそこを凌いだドノバンの手腕ですかね。

 

 

・前半40失点に抑えたが後半には61もの失点を数えたサンダー。あまり褒められる試合ではない。

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*少ないけどちゃんとあった見所

先程も少し書きましたが試合の終盤である4Q残り7分57秒には最大28点あったリードを溶かし、7点差まで詰め寄られました。要因は色々あるのですが大体シュローダーとフェルトンのせいです。勝ち試合だった状況を徐々に詰め寄られ、思うようにプレイできなかった彼らは頭に血が上り、無駄なプレイや間違ったプレイ選択を連発し、チームのオフェンスを停滞させると、そのミスから速攻を出されたりし、ディフェンスにも悪影響を与えました。この間に逆転されずに済んだのは、徹底的にデビン・ブッカーを抑えたジョージとファーガソン。あとはハッスルプレーでギリギリ間を繋いで流れを手繰り寄せたアブリネスとディアロのおかげです。特にファーガソンなんかはブッカーが露骨にマークされるのを嫌がりました。なんて成長速度なんですかね。ハーデンやブッカーに着くことができる一流のディフェンダーまであと少しのようなところまで来てしまいました。サンダーのディフェンスにアジャストしたのもそうなのですが勢いというものの影響力には驚かされます。あと序盤にブッカーをクロスオーバーで抜き去って派手なダンクを決めていたりしました。最近観ていて面白いファーガソンです。でもやっぱりシュートは下手。もっと下手なのはディアロだけど。

そんな具合のサンダーのプロスペクト達。うーんアスレチック系が本当に好きだなぁ…

んで話は戻りますがその7点差の状況から立ち直ったのはシュローダーとドノバンのおかげです。あとグラントもかな。3Qで頭に血が上って少し暴走気味だったシュローダーはフェルトンと交代させられ、そこからフェルトンも暴走気味になってきたところで冷静になったシュローダーが帰ってきました。今季のサンダーは優秀なプレイヤーが多くなっているのでちゃんとゲームを作ってやればちゃんと決められます。それを分かったのか自分の得点に満足したのかは分かりませんがちゃんとボールを動かし、ディフェンスでも貢献し始めました。そうなると地力で優っているサンダーがゲームを支配し始め、仕掛けたトラップディフェンスにサンズが完全にハマりました。そこから6-19のランを作り、最後は速攻からのジョージとグラントのアリウープで勝負アリでした。グラントはグラントで後半のFGが66.7%で9得点と攻撃面でも貢献してくれました。グラントのディフェンスが良いのはいつもだよ。

もう一つの勝因となったドノバンですが今日は冴えていました。普段はシステム通りのタイミングでしか交代させたりしないのですが早めにシュローダーを(懲罰?)交代させ、頭を冷やさせたり、終盤作ってみせたトラップディフェンスは見事なものでした。ついでに言うと今日のUSG%はジョージ28.4%、シュローダー25.6%、アダムス19.5%とこれも元に戻してきました。やっぱりシュローダーの保持しているボールをジョージとアダムスに分散させるのがウェストブルック不在時の戦術としては一番有効なように見えます。

 

 

・4Qの危機を凌ぐ立役者となったシュローダーとグラント。よく走りよく守るプレイが流れを変えた

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【総評】

正直言って触れるほど中身のない試合でした。だから雑談多めになっちゃった。

サンズ相手にホームで遅れを取ることはないと思っていましたし(一昨日のままだったら分からなかったけど)ジョージのシュートが絶好調で1Qから32-13と大きなリードを奪った時点で試合は決していたようなものでした。でもそのせいでかえって気が抜けてしまったように見えました。そのせいでグダグダな中盤になり、終盤にサンズのシュートが決まり始め、点差を詰められてようやく集中力を取り戻したように見えました。あまり褒められない試合展開でしたが責めるのも難しいというよくわからない試合です。まぁ欲を言えば点差を詰められることなく平和にガベージまで持って行きたかったのですがサンズにタフショットを撃たせていたにも関わらず沈めてこられたのである程度は許容範囲です。

そろそろウェストブルックがいるサンダーを観たいところです。ロバーソンも復帰が近づいてきましたしこの先またチームも変わるでしょう。その時の参考にはあまりならないウェストブルック抜きのここ4試合という感じでした。

 

 

・もう1人のエースは久し振りの絶好調だった

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