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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

別れは突然に

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ブログのタイトルを変えなきゃいけないじゃないか…

サマーリーグを観て感想とか明日のサンダーのサマーリーグへの期待の記事を書いていたらこんなことになりました。一応来季の構想とかも結構下書きリストにありましたがおかげで全てボツになりましたがまぁいつか来る別れが早まった、もしくは一年遅れただけの話ですし気を取り直していきます。

 

OKC

ダニーロガリナリ

シェイ・ギリシアス・アレキサンダー

2022年のクリッパーズ1巡目指名権

2024年のクリッパーズ1巡目指名権

2026年のクリッパーズ1巡目指名権

2021年のヒート1巡目指名権

2023年のヒート1巡目指名権(1-14プロテクト)

2023年と2025年の指名交換権

LAC

ポール・ジョージ

 

このビッグトレードが成立しました。これによってジョージはサンダーを離れることに…

正直言ってジョージの放出は予想していませんでしたがまぁ何でもありな現代NBAではこんなこともあるかなと諦めるしかなさそうです。これによってサンダーの戦力は大きく低下することは免れません(勿論ガリナリもSGAも凄く良いプレイヤーですがジョージの穴は大きすぎます)ので再建かプレイオフを狙う16-17シーズンのチームに戻るかといった選択を迫られることになりました。それはウェストブルックの処遇にも直結します。

どちらがより良い選択かと問われれば間違いなく再建でしょうけど、ドラフトもFAも終わったこの時期に決断するのはかなり難儀なことだと思います。1年間そのままプレイオフを目指しても良いですがその場合はウェストブルックの更なる価値の低下、若手のプレイタイムの確保が難しくなるなどの影響もありますし何より、クリッパーズレイカーズ、キングス、ジャズなど積極的に補強を進めたチームを破ってプレイオフに出られるのか、また、出たところで意味はあるのかといった問題も付きまといます。しかし、最終的に2月のトレードデッドラインまでに全てのタスクを完了すれば良いのでまだ時間は多く残されていますので焦る必要はありません。ただ、方針は早く決めるに限るので方針だけは迅速に頼みたいところ。

 

ちなみに今回の経緯はカワイ・レナードがジョージをクリッパーズに勧誘し、クリッパーズのフロントに対して

「ジョージをトレードで獲得するならば契約する」

と伝え、ジョージはジョージでサンダーに対してクリッパーズへのトレードを要求。そうして起こったのがこのビッグトレードとのことです。完全にレナード案件の巻き込み事故です。レナード何してくれてんの…

 

まぁでも遅かれ早かれ再建は必須な状況まで追い込まれていたので踏ん切りがついて良かったのではないでしょうか。サラリー圧迫や上がらない成績のことを考えたら昨年、もしくは二年後にジョージに無償で出ていかれるよりは再建の礎となる大量の指名権とSGAというプロスペクト(あと即戦力のガリナリ)を貰えたことは将来を考えれば悪くはないと思います。今は悲しみに満ちていても数年後にあの時トレードしておけばと後悔するよりはマシだと思いました。実際にデュラントの時は何も残りませんでしたからね…

 

エースを放出したサンダーですが、それでサンダーというチームが終わるわけではありません。この後もウェストブルックの進退、アダムス、シュローダー、ロバーソンらの去就なども考えることが山積みですが全てが上手くいくことを祈っています。あとジョージ、2年間本当にありがとうございました。念願の地元ロサンゼルスのクリッパーズでリングを手にすることを祈っています。

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