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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

12/18 サンダーvsブルズ シーズン第29戦

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安心と信頼のホーム戦

ホームのチェサピーク・エナジー・アリーナに先日惜しくも敗れた相手であるブルズを迎えての一戦は最終的に121-96で快勝しています。リベンジは成功。尚、ブルズはエースのザック・ラビーンとジャバリ・パーカーが欠場しています。ジャバリの方は病欠ということになってはいますが、なんかトレードの噂があるとかないとか。

それはさておき、今日はサンダーに一大事がありました。そう、ビリー・ドノバンHCの来季の契約オプション行使です。これによって2019-20シーズンまでの契約が確定しました。

今季開幕4連敗を喫し、オクラホマシティ移転後の球団ワースト記録を作ってしまった時には首の周りが涼しくなっていたとは思いますが、その後に7連勝を含む19勝を挙げ、現時点で19勝10敗のウェスタンカンファレンス3位につけているところまで建て直したのは見事な手腕でした。というか私を含めて結構な人が彼を侮っていたと思います。でもやっぱり不信感はあるよ。

個人的にはドノバンHCはリーグで14番目のHCだと思っています。上と下に誰がいるかはご想像にお任せしますが、何を言いたいのかというと総合すると彼の手腕はちょうど真ん中くらいの実力ではないかなと感じているよってことです。さらに言えば良くも悪くもないのでHCの首をすげ替えにくいということ。彼を切って良くなるとも限らないし、全くの50:50の賭けになる可能性が高いです。まぁマイク・ブデンホルツァーやドウェイン・ケイシーあたりが転がっていた昨オフは考えても良かったとは思いますが。

あとこれもしばしば言っていますが彼は試合前にスカウティングをして作戦を立てるのはかなり上手いです。反対に試合中に不測の事態が起こった時の対応は下手です。顕著なのはタイムアウトとか。

まぁこの辺りのドノバンHCについての記事は別個で書くと思うので今日はこのくらいにしておきますね。

 

*完勝と影

試合内容は格の違いを見せつけるような完勝ではありました。1Qの途中から21-3のランを作ったり、2Qにはジョージが僅か7分間でFG6/6、3P3/3にフリースロー1本を含むノーミスの16得点と大爆発し、差を広げたりとShow Timeと言わんばかりの勢いでした。その勢いは後半も止まらず、4Qはスターターはお休みで最大点差が30点にも及ぶ大勝を収めたと言えます。

しかし後半にはちょっとした乱闘騒ぎがあったりとちょっと複雑なゲームに。

発端はウェストブルックとクリス・ダンの小競り合いですが、傍目から見ていると若干ダンの方が悪いかと思いました。それでも煽りすぎなのか両成敗ということなのかダブルテクニカルをコールされました。ウェストブルックはノーコールでもおかしくないとは思うんですけどね。それにしてもここ最近彼は小競り合いを起こしすぎていますのでテクニカルの累積が心配になります。

あと特に関係ないところでグラントとロビン・ロペスがやり合ってたりとなんだかなぁって感じ。バスケしようよ。しかもロペスが激昂していた理由がよくわかりません。グラントはどちらかというと呆れた様子でしたし。尚、そのあとすぐにロペスはグラントにボールを投げつけ(?)退場処分となります。散々な彼でした。毎回仲裁に入ってくれるアダムスがイケメンすぎて泣けます。

んで、その乱闘騒ぎもそうなのですが、基本的にブルズの選手たちが姑息すぎます。ブルズファンの方と関係ないブルズの選手たちには申し訳ないのですが最低のチームだと思います。こっちまでイライラさせられたよ。

今日の問題の中心だったロペスとダンに加え、ボビー・ポーティスが最低でした。試合中よく見ているとずーっと事あるごとに肘打ちだの膝入れだのしています。なんなんこいつら。

特にポーティスなんかはファウルコールされても俺が悪いのかと言わんばかりのすっとぼけでした。いやいやインサイドプレイヤーとかにはそういうのもある程度は付き物だとは思いますけど限度がありますよ。厳しいことを言いますがこんなんしてる上にHCいじめまがいなことをして更迭させたり練習をサボるのがどうのこうのという報道がされたりしてるから弱いんですよ。まぁこっちにもたまにやらかす人がいるから強くは言えないけど。

 

・犯人…?

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*アスレチックサンダー

Q.アスレチックと言えば?

A.選べない

こんな感じの今季のサンダー。でも個人的にはグラントとディアロを推したい。

そのグラントですが髪を切りましたね。僅かにサッパリしていました。最近見ないですけどコーンロウにはもうしないのでしょうか。オシャレさんなのでちょいちょい髪の毛を弄っていますが多分今の方がシュート入ってるよ。うん、どうでもいいな。

あとどうでもいいつながりなのですがノエルの右目下の絆創膏?が取れていましたね。ウォーリアーズ戦でシュローダーと激突して目の下を何針か縫ったようですがこれでようやっと万全ですかね。いえ、プレイに関係あるかはわかりませんが。

アスレチックの話に戻りますが、やっぱり今日凄かったのはルーキーのディアロです。スティールして速攻の先頭走ってアリウープ沈めたり、物凄い速さのドライブ決めたり、凄まじい跳躍力からのプットバックを決めたりとやりたい放題でした。いやグラントのドライブからの左手に持ち替えての若干体を捻りながらのダンクも凄かったのですが手数があったしやっぱりディアロの方が凄かったかな。

 

・件のハイライトたち

 

 

【総評】

今日の試合に関しては特に言うことはないのですが次に控えているキングス戦のことを少しプレビューしようかなと。

キングスには今季2度の敗北を喫しており、2戦合計で248失点とかなり多くの得点を許してしまっています。ディフェンスが売りのサンダーのディフェンスをスルスルとくぐり抜けてシュートを沈めてくるキングスを苦手としている大きな要因はやはりペースの差です。

キングスは今季105.35というリーグ2位のハイペースのオフェンスを売りにしたチーム作りを進めており、そのテンポの速さから奪っている平均115.4得点はリーグでも4番目につけています。ちなみにキングスはトランジションスリーが最も多いチームで、その成功率も38.6%とリーグで3位とラン&ガンが主体のチームなのです。まぁ言ってしまえばディフェンスが出来ないけどとにかく走り回るウォーリアーズというところです。故にいかにして自分たちのペースで試合を進められるか、といったところが次戦の勝敗を分ける鍵になってくるでしょう。もっと大雑把に言うと、スローペースに持ち込めればほぼサンダーの勝ち、ハイペースだとかなり分が悪いといったところです。もちろん謎のシャンパートの爆発にも警戒していただきたいですがミソはペースです。そんなところで次戦、なんとか勝ってもらいたいですね。それでは。

 

・彼等のペースに呑まれてはならない

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