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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

8/8 サンダー@グリズリーズ シーディングゲーム第4戦

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覇気がない‼︎

ブレイザーズにゲーム差0.5まで詰め寄られ、後がないグリズリーズとの対戦は29点差で大敗を喫する結果に終わりました。もう気迫が違ったよね。Win or Go homeのグリズリーズと普通にレギュラーシーズンをこなしているサンダーでは気迫が違うのは当然といえば当然なのですが、再来週にはプレイオフが開幕することを考えるとこんな情けない試合をしている場合ではないと思います。以前より申し上げている通り私は負けてくれて構わない派なので勝敗にはとやかく言うつもりはなかったのですがあまりにも内容がお粗末すぎて。

あ、唐突ですが一つ良いニュースがありました。シュルーダーの第二子が無事に産まれたみたいです。そして娘さんでした。

2児のパパになったシュルーダーですが髪型で遊ぶヤンチャっぷりは健在で、最近バズカットが板についてきたかなぁと思っていたらなんとサンダー仕様の髪型に⚡️。なんとなくサンダー移籍当初の髪型を思い出しますね。

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髪型といえばシェイもコーンロウを解いて長めのテーパーフェードに戻っていました。コーンロウかっこよくて気に入っていたんですがね…バブル内であのようなコーンロウを再度組めるか分からないのでこのままあの髪の毛でやる可能性もあります。でも戻した途端に絶不調なのでジンクス的な意味でやめてほしいとも思います。カッコよければなんでも良いんですけどね。

 

 

*シーズン最低のサンダー

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まぁびっくりするくらいシュートも入らないしDFもできないサンダー。1Qは37得点もあげてリードしていたけれど9割ドートのおかげなのでなんとも言えず。2Q以降は全てのクォーターでリードを奪われました。また2Q以降の総得点は55得点で、後半に限れば僅か32得点です。酷いね。ちなみに2Qも23点を挙げて繋いだものの実際はラスト10秒くらいまでは17得点に留まっていたのでオフェンス不振が目立ちました。

さぁじゃあワルモノは誰かとなった時に真っ先に挙げられるのはシェイでした。シーズンで2番目に悪い10得点と23.1%のFGにシーズン最低の1/8の3Pを記録。ついでに3TOVも献上し酷い有様でした。しかも何が酷いってDFも酷い。シェイのローテーションミスのところから失点を重ね、折角優秀なストッパーたちがジャ・モラントを守ってくれてもワンパスで捌かれて終わりだったりそもそもディロン・ブルックスを全く止められてなかったりとDFも散々でした。一昨日の試合も不調だったので少し気にかけてはいましたがどうもここのところシェイが錆びついている気がします。シュルーダー不在でゲームメイクをやらされているのは無関係ではないと思いますがあくまでスコアラーの役割をこなした上での+αで求められている部分だと思いますのでまず自身のスコアリングから始めてほしいですね。ドライブも減りすぎですし今日に至っては流れながらの3Pを連発して外しまくるという若干目的が見えないプレイを連続していたので…

あと色々謎があった今日の試合ですが1番の謎はヨナス・バランチュナスに無策だったことです。現代バスケットのセオリーでは今日のように機動力のないビッグマンにポストで散々やられた場合には相手に付き合わず、スモールでランゲームを仕掛けるのが通常です。ですが一貫してフィジカルで劣るノエルをぶつけ続ける謎采配。本当にドノバンがCOYで良いのかNBCAよ…

アダムスとムスカラが欠場していたのでノエルが唯一のセンターということもあってスモールをやる理由は十分だったはずなのですが行わず。ほんの3分程度はベイズリーがセンターを務めるスモールが見られましたが…うーん。

とにかくバランチュナスに答えを見出せない形で最後まで叩かれたサンダー。ノエルも頑張っていたけどあまりに意識するのでDFが中に収縮して3Pのケアが甘くなり、外を警戒すれば中でやられるという全てが後手後手の状態でした。ポールもガロもリズムを作れませんでしたし、OFとDFで連動して負のスパイラルに陥っていたというのは一目瞭然の話。ただこれを切り替えてくれるのがシュルーダーとノエルのベンチデュオだったのですが双方ともにベンチにおらずと手詰まりで、その役割をネイダーとディアロに託したかったけど2人揃って通用せず。

本当にひたすらなす術なくやられる様を指を加えて見ている状況だったサンダー。責任は多分ドノバンにあるけど今日の展開でアジャストしろって言っても難しく、かと言ってドノバンが勝つ方法を模索したかといえばそうでもないという形でした。ストロングスタイルを貫くのは良いことですけど欠場者がいる時くらい柔軟に動こうよというのが個人的な見解です。ま、プレイオフ前に変にいじくって狂わせたくないというのも分かるんですけどね。あとガロは今日も安定の19分出場でした。ここまで過保護だとプレイオフでいきなり35分出られるかかえって心配になりますね…

 

・総評

自滅しすぎの試合内容で、かといってそれを取り戻そうという気概があったかといえばそれもないエナジー不足の試合でした。正直今シーズン指折りにつまらなかった試合でした。だって今シーズンのサンダーはグリット&グラインドで強固なDFを敷いて、OFも古風なOFを粘り強く行って勝ってきたチームであるのにグリズリーズの方が圧倒的に気概、エナジーに満ちていたのだから負けるのは本当に当たり前なんです。まずはそこ。それでいて欠場者の穴を埋める戦術もないのですから勝機は0でした。本当にドートくらいしか褒めるところがなく、スタッツ上では一見良さげに見えるポールやガロも実際はまるでやりたいことが見えていない状態で浮いているようなテキトーなプレイを繰り返していました。これじゃダメだよ。こんな状態でも流石にウィザーズには負けないと思いますがその後のサンズにはブローアウトされてしまうこと必至で、さらにその後のヒートやクリッパーズとは戦うまでもない状態ですのでここらで一発、プレイオフに向けて喝を入れて欲しいところです。

自分たちのプレイをした上で負けるのは全然許容できるのですが内容が悪すぎるのはちょっと受け入れ難い、そんな心情の筆者なのでした。負けるにしてもナゲッツ戦みたいに頑張った上で負けて欲しいのです…