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vol.1 Anthony Edwards

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Anthony  Edwards

  •  Georgia/Fr(8/5/2001)
  • 6-5(196cm)/225lb(102kg)
  • 29.9min,20.6pts,5.4reb,3.1ast,2.3stl,0.8blk,41.9%-37.5%-75.0% ※12/13現在

あまりNCAAに詳しくない方でも名前を知っている方も多いと思います。モックドラフトとかを覗くと大体このアンソニー・エドワーズかラメロ・ボール、ジェームス・ワイズマンがトップピックになっていますしね。彼は学年変更でのNCAA入りの経緯があるのでフレッシュマンの中でもとりわけ若く、またフレッシュマン中最高のPPGを記録しています。特筆すべきはマウイインターナショナルでの強豪MSUとの一戦。ブローアウトの展開から彼の爆発により一転して大接戦に。全米でもトップチームのMSU相手に惜しくも敗れたものの、37得点の大活躍で決して強豪とは呼べないUGAを引き上げました。また早くもゲームウィナーも沈めておりスター性は抜群。プロレベルのフィジカル、アスレチック、アジリティで得点を量産する姿はオラディポそのものです。また、ジャンパーも非常にスムーズで、タメがなくプルアップ3Pやミドルを沈められる生粋のハンドラーでもあります。そして彼はDFでも評価を得ており、2.3stl、0.8blkに加えDrtg96.2というのは非常に優秀な数字。既に大学屈指の2-wayプレイヤーとして名を馳せています。また、彼を指導しているのはドウェイン・ウェイド、オラディポを育て上げたトム・クリーンHC。これら全ての要素から期待が高まるのは至極当然のこと。怪我がなければ指名順位が3位以下になることはまずあり得ないでしょう。

懸念としてはTOVが少し多めで判断に困っている場面がちょいちょい見られることと、この手の選手はチームを選ぶ、特にエースをやらせてもらえるようなチームでこそ輝くタイプであること、あと先に比較したウェイド、オラディポに比べてハンドリングが僅かに劣ることくらいですかね。完成形としてジミー・バトラーやオラディポ、ドノバン・ミッチェルあたりが挙げられそうです。

今季のティア1の中でも1番の安定指名は彼でしょう。