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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

vol.4 Nico Mannion

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Nico Mannion

  •  Arizona / Fr(5/17/2001)
  • 6-3(191cm)/190lb(86kg)
  • 29.5min,15.1pts,2.0reb,6.2ast,1.0stl,0blk,48.2%-41.7%-81.8% ※12/13現在

ぶっちゃけ一番成功しそうなのは彼、ニコ・マニオン。

レッドマンバの愛称で知られる赤毛の優男。イタリア人とアメリカ人のハーフでイタリア代表で出場経験があります。純白人としては驚くほどのアスレチック、アジリティを持ちますが着目すべきはそこではなく彼の異常なまでの得点センスです。スタッツをざっと眺めても分かる通りシュートが得意な選手でミッドレンジ、ロングレンジ問わずのジャンパーに優れます。また、エースガードながらUSG%が24.1%と非常に低く、球離れが非常にいいPGであり、観ていても決断の速さに驚かされます。USG%が低いだけではなくボールタッチも短いのです。基本的にNCAAでエースというとUSGが非常に高い選手が多いのですが(コールは33.5%、エドワースは32.1%)彼はそんな中でも群を抜いて低く、チームファーストなエースであることが伺えます。高校時代はもっと得点を自らガツガツ狙っていくタイプだったのですがNCAA入りから一転し、懸念されていたプレイメイキングも平均6.2astと抜群の能力を遺憾なく発揮。NCAAのフレッシュマンで1番コンスタントな活躍をしていると言っても過言ではないでしょう。反対に課題はDFです。NCAAレベルでもごく平凡なDFで、平面でついていけてない場面をたびたび目にします。ウィングスパンが6-3.5と短いのもDFのマイナスイメージに拍車をかけています。がDF意識が低いわけではないので改善の余地はありそうです。彼も個人的サンダーに欲しい選手3人衆の最後の1です。シェイを助けられる圧倒的なアウトサイドが武器かつ球離れが良く、コンスタントな活躍ができる。そしてDFが弱点なのはサンダーならカバーできるといった点から合わない理由がありませんから。彼に関してはナゲッツの方の指名権を差し出してトレードアップしてでも取りに行く価値は十分にあるかと思います。指名予想は5〜10位。ちなみに彼も学年変更でのNCAA入りですので19歳となります。若いね。完成形としてはステフィン・カリーやデイミアン・リラード、ディアンジェロラッセルが挙げられます。ゴリゴリのアウトサイドスコアリングガードですね。