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サンダーのプレシーズンまとめ①

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昨日のバックス戦をもってサンダーのプレシーズンマッチは全日程終了となりました。

プレシーズンはレギュラーシーズン直前という事もあり、とても緩い試合が多く、ファウルコールも軽くなるため、あくまでも参考程度にしかなりませんが、個人的にはとても面白いプレシーズンになったと満足しております。

 

*アダムスとシュローダー

プレシーズンマッチ第2戦からどうもシュルーダーはアダムスへのアシストを控えさせられ、出来るだけ自らのプルアップジャンパーでフィニッシュするよう指示されているようですが、アダムスへのアシストが出来ないせいか初戦に9アシストを記録していた彼が3戦平均4.3アシストに収まることになりました。

初戦はアダムスへのアシストが6/9だったのに対して、以降は1/13なことから何らかの指示でアダムスへの供給を控えさせられていると考えると合点がいきます。

そしてアダムス側も本来はPnRのフィニッシャーとしての役割が求められているため、ここ2戦のアテンプトが計9アテンプトとかなり省エネ稼働となっています。

このことから考えると、

 

①、ドノバンHCはプレシーズンでアダムスを摩耗させたくない

②、シュローダーのアダムス依存を控えさせる

 

このような目的ではないかと考えられます。

プレシーズン開幕戦の記事でも触れましたが、彼は本来、PnRハンドラーとしての達人で、それはアダムスも賞賛しているところでもありました。しかし、初戦で余りにもアダムスとのPnRを狙いすぎたためにドノバンが控えるよう言った可能性は高いです。そして、彼は本来は6thマンの役割を担うプレイヤーであり、スターターのアダムスとの連携を強化するよりも優先することは多いのです。以上のことから、シュローダーはアダムスとの連携を欠いているとは言い難いと思いますのでその辺は安心してもいいとは思いますが…(願望もあります)

 

・開幕後のアダムスとシュローダーの連携に注目したい

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*ジョージ・カムバック

PG13ことポール・ジョージがオクラホマシティに戻ってきました。

更には先のバックス戦でようやっとチェサピーク・エナジー・アリーナに彼が戻ってきました!スターティングラインナップ紹介の際には一際大きな歓声が上がり、ジョージの残留がオクラホマシティに与えた影響の大きさを物語っていました。

第2戦の記事でも少し触れましたし前置きはここまでにしておいて、ジョージのプレイの内容ですが、正直言ってあまり良くありませんでした。

シュートは相変わらず上手いですが、セレクションの悪さは直っておらず、強引にフィニッシュを狙いがちです。プレシーズンこそ、笛が軽いのでフリースローを貰えましたがシーズンに入ってファウルを吹いてもらえずにターンオーバーする姿が目に浮かびます。

3試合平均23.4分の出場で23.7得点、2.3スティール、±が+14.7と頭一つ抜けたスタッツを残したジョージですが、FGが42.6%と低調で、非常に効率の悪いOFを行なっていたことは明々白々であります。

しかしながら、やはり優れている部分も多く、結果的に3試合の出場で3戦全勝と勝利に結びつくプレイヤーであることは間違いなさそうです。(あくまでプレシーズンですが)

もう一つ特筆すべきなのは、昨季のオールスター以降、29%程度まで確率を落とした3PT%が42.1%まで回復していることと、昨年、82.2%まで落としたFT%が85.2%までこちらも回復していることです。

先程はジョージのシュートセレクションが悪すぎると書きましたが、やはり彼のシュート力は高く、オープンな状態でのシュート力は申し分ありません。更には、彼は夏の間に肘の血塊を取り除く手術を受けており、その効果もあってのことかと思われます。昨年の3PT成功数リーグ2位は伊達ではないということです。

だからこそミドルジャンパーの効率が肝要です。彼はシュート力が高いために強引にタフショットを沈めることがままあります。しかし本来はそれを撃つべきではありませんし、それをフィニッシュの1つとしてしまっているジョージは少し自信過剰といったところでしょうか。

あ、DFについてはほぼ言うことはないです。流石ジョージ。

つまるところ、このジョージの使い方はドノバンHCによって白くも黒くもなるといったところです。シーズン中にどう変化していくのか、ドノバンの手腕が試されます。(丸投げ)

 

・サンダーでの2年目を迎えるジョージ。彼の戻ってきた意味を証明してもらいたい

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*雑談

プレシーズンのまとめですが案の定まとめるのが難しかったので一応続きが書けるように①としておきました。フェルトンの記事も前編で止まっているので色々書きたいことはありますがどうか気長にお待ちください。そのうち文末謝罪が恒例になりそうです…

実はこの記事は実は10/12に上げようと考えていまして、本日分は渡邊雄太選手の記事を書こうかと思っていましたがこの記事を差し置いて書くほどか?といった内容でしたので今日の渡邊の記事はありません。それでもガベージ要員のの中ではありますが、着実にチーム内での立場を確立しているのは明らかで、不出場選手が5人いる中で渡邊はわずかとはいえ、プレータイムをもらっています。ついでに華麗な速攻からレイアップで2点を記録していますし、特にこれといった問題もなさそうです。

あとジミー・バトラーが何やらチーム内練習で面白いことをしたり、昨シーズンにサンダーに尽くしてくれたFAのジョシュ・ヒュースティスがスパーズに拾われたり、そのスパーズのデジョンテ・マレーが前十字靭帯を断裂したり色々と話題に事欠かないので記事にしたいところではございますが、なにぶん今のところはサンダーの記事を書くことで精一杯ですのでひと段落つくまでは他チームの記事を書いている余裕がなさそうです。本当に書きたいけどね…

 

そんなわけで今回も総括無しの雑談終了となります。②へ続く…(?)