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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

2/24 サンダーvsキングス シーズン第59戦

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OT2にもつれ込む大接戦後のホームBtoBとなった今日のキングスとの試合は116-119で惜しくも敗れています。

ちょっと昨日に続いてとても忙しいのでかなり端折って書いていくことになりますがご了承ください。

 

*天敵キングス

まぁサンダーファンの方ならキングスとの対戦と聞くと少し気持ちが沈むくらいにはファンにも苦手意識があるとは思います。というかイマン・シャンパートのせいでもあるのですがそこは置いておいて。

今季サンダーはキングスとの対戦を4試合全て終えましたがまさかの1-3の成績ということで総合的な地力では優っているもののかなり厄介な組み合わせになっているということが分かります。でもこと今日に限っては相性とか以前の問題でしたが。

前半は酷い滑り出しでFG35%、3P21%、FT54%のシューティングスランプに加えて8アシストに対して9つものターンオーバーを積み上げるという気の抜けよう。

私がキングスと相性が悪いなぁと思っているのは主にバディ・ヒールドはもちろんのこと、ネマニャ・ビエリツァだったりボグダン・ボグダノビッチだったりがポンポンタフなシチュエーションでもシュートを決めてくるところでしてその観点からいくとヒールド以外は上手く抑えられていたのかなとは思います。が、逆に前回欠場のマービン・バグリー3世がかなりキツかった印象です。6-10とそこまで高いわけではないのですがノエルやグラントの上からひょいひょい決められてしまったためにインサイドに注力した結果のヒールドの活躍だったと思います。というかキングスはディアーロン・フォックス、ヒールド、バグリーと良い若いコアを揃えてたなぁと少し感動もあったくらいでした。まぁ負けてたのでそんなこと思っても一瞬だったのですが。反対に正センターのウィリー・コーリースタインはディフェンスで穴になっていたりオフェンスでもレイアップやダンクのイージーミスがあったりで特に怖さも感じませんでした。最後の最後にテイクチャージをされましたがウェストブルックとアダムスのコミュニケーションミスによるところも大きかったかなと。

そんなこんなでインサイドではスターターでセンターのコーリースタインは重くないけどベンチスタートでパワーフォワードのバグリーが重いというよく分からない状況ではありました。事実、バグリーの方がコーリースタインより約6分半も多くプレイタイムを与えられており、昨日のフェイバースに続いてパワーフォワードポジションで攻め立てられるという状況が続いています。でもこれは決してグラントが悪いとかそういうことではなくチームでの意識の問題で、特に両日ともポストアップからじっくりと点を奪われたわけではなく合わせで得点されていたというのが一つキーであり改善点でもあります。

 

・活躍を許してしまったバグリー3世。今後インサイドディフェンスとどう向き合っていくのか注目したい

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*シュローダーシュローダーシュローダーシュローダー…?

まぁシュローダーのことを特記しているサブタイトルですがシュローダー1人のせいではありません。でも一番酷かったのがシュローダーという話。昨日も酷かったのですがどうも最近シュローダーは何を勘違いしているのか自分で24秒を使い切る傾向にあり、結果的に無理なプレイが多くなっているように見えます。スペースを作ってドライブすれば持ち前のクイックネスでそこそこの効率で得点できるのですがやたらとセットにこだわり無駄に時間を使いがちで、結果的に意味のないパスやタフショットというポイントガード的にはやってはならないことをしばしば犯しています。

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ショットチャート的には3Pがとことん入らなかったというだけにも見えますがUSG%が25.4とウェストブルック以外の誰よりも高く、それでいてペースが僅かに107.89とスターターの平均約113に比べると遅く、オフェンスレーティングも92.0と絶望的でした。その上プレイメイクもやはり放棄気味で僅かに2アシストを記録したのみで、これは僅かに5分の出場でフェルトンが残した数字と同等のものとなっており、独りよがりのプレイが目立ちました。これらの数字やここ2日間のシュローダーのプレイングから、ゲームメイクができるわけでもないのにボールを持ちすぎているということが言えます。以前も少し似たようなことを書いた覚えがあるのですが折角本人に得点力が備わっており、2ndユニットのメンバーもノエル、モリス、あとジョージかウェストブルックのいずれかがいるという状況で、結構な顔ぶれが揃っているのに本当に勿体ないポイントです。ちなみにシュローダーは本日±値-9を記録しており、チーム最低です。一概にくくって考えていい数字ではありませんが、やはり2ndユニットのオフェンスの停滞の原因の多くは彼にあるかと思われます。まぁ逆に返せば2ndユニットの停滞を解決できるのも彼なので以後その役割が求められることになりそうです。オールスター前までの無茶苦茶な爆発とも言えるシューティングの当たりで無理やり2ndユニットを機能させていたのは運やその日の調子に依るところが大きいのでやはり彼にはしっかりとしたプレイメイクを求めたくなりますね。

 

・やはりゴールドパッチは無い方が良いのでは…?

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総評

他にも書きたいことはありますが巻いていく必要があるので省略しつつあとは適当に箇条書きでまとめていきます。

・ノエルがいつになくのっており、ディフェンシブアンカーの役割を果たしてはいたものの、やはりオフェンスではあまり噛み合ってはいなかったかなと。オフェンスリバウンドを獲って貢献してくれてはいたのであまりつつけませんが。

・レフェリーのコールが割と謎でした。最初のアウトオブバウンズの誤審からもう嫌な空気は漂ってはいたのですがやはりというかなんというか。ドノバンもウェストブルックも激怒していましたしね。ただ、4Q途中のウェストブルックの3Pファウルに関してはこちらに有利な誤審だったと思います。あれはラインの外ではあるけどシュートモーション入ってないよ…

・モリスがOPのビデオに早速追加されていたりプレイは積極的になっていたりで結構目立ってはいましたがいかんせんシュートが入りませんでした。でもFTとディフェンスは流石でした。リバウンドもきっちり獲ってくれていましたがそれでもやはりボールを追いがちというかスクリーンアウトが甘いとは感じましたが。

・ドノバンのタイムアウトの下手さがまるで治っていませんでしたね。修正力は以前と比較するとかなりステップアップしているのですが4Q終盤に4つもタイムアウトを残して2つ無駄に使えなくするくらいならばランを作られた時などで流れを切るために使ってほしいものです。

 

まぁここまで色々とネガディブ要素多めに書いてきましたが2OTの後のBtoBともなればホームとはいえどこれだけの接戦に持ち込めただけで御の字かなぁとか思ったりはします。昨年も3OTの翌日は呆気なくニックスなんかにブローアウトされていたりしたしね。

あとはここに来て調子を上げて来ているウェストブルックとノエルの調子が続くことを願えるのはポジティブになれるポイントだったかなと。それではまた。