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2/2 サンダー@ヒート シーズン第51戦

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敵地、アメリカン・エアラインズ・センターで行われたヒートとの一戦は最終的に118-102で快勝を収めています。

試合前にサンダー、ブルズ間のトレードがあり、これによってサンダーはルワウ+金銭を放出し、2020年の2巡目指名権を得る予定だそうです。しかしまだ正式なものではないので部分的に変更になる可能性もありますが。

このトレードによってサンダーのロスター枠は13名になったわけですが(最低保証人数は14名)、これが意味する事は、

①トレード市場に参加する。

②バイアウト市場に参加する。

③2-wayプレイヤーのどちらかと正式契約を締結する。

のどれかになる可能性が非常に高いことを示します。しかし、サンダーの現有戦力でトレードを敢行するのはかなり骨が折れるであろうことを考えると①の可能性は低いと思われます。つまりは②又は③になる可能性が高く、②のバイアウト市場への参入の場合は単純に戦力の補強(主にシューターかインサイドプレイヤーだと思われます)。③の場合は最低額での契約により1.54Mの契約を結んでいたルワウの半分程度のサラリーに抑え、贅沢勢を節税する目論見ということになります。

個人的には②のバイアウト市場への参入が目的ではないかと思っております。ルワウがいながら1プレイヤーを追加するのとルワウを放出してから1プレイヤーを追加するというのでは現在でさえパンク気味のサンダーの財政に対するダメージも変わってきますからね。あと欲を言うならばバイアウトの噂があるカンター(ニックス)、ザック・ランドルフ(キングス)、ジャマイカル・グリーン(グリズリーズ)、ウェイン・エリントン(ヒート)あたりに狙いをつけてくれるとありがたいかなとか思っていたりします。FAからでも勿論構いませんが、ベンチに活力を与えられるプレイヤーがもう1名いると心強いですね。っていうかむしろマストかもしれませんが。

ルワウと補強の話が長くなりましたがまだ動きはありました。今度の話はそんな難しい話ではなくておめでたい話ですが。

実はなんとデリック・ジョーンズJr(ヒート)の代替としてではありますが、ディアロが2019年のスラムダンクコンテストに出場することが内定したそうです。いやはやおめでたいことです。まだ正式な競技者の発表はなされていませんがリーグ筋のリークから既にジョン・コリンズ(ホークス)、デニス・スミスJr(ニックス)、マイルズ・ブリッジス(ホーネッツ)共に出場が内定していることが分かっています。それでも正式に発表されたわけではないのであくまで噂ではありますが。

サンダーファンから縁遠かったスラムダンクコンテストですがようやっと自チームの選手のダンクを観ることができますね。でもディアロは試合中でも盛大にミスしたりするからなぁ…ファーガソンの方が良かったのではないかと心配してしまうところもありますね。

 

*デジャヴ…?

無限ループって怖くね?

前置きが長くなってしまったのですがこっからはゲームの話。

しかし今日のゲームはそれこそデジャヴを感じる内容で、マジック戦のようにジョージとシュローダーが爆発してウェストブルックがアシストやちょこちょこ取ってきてくれる得点で補うといった何処かで見たどころか前戦のマジック戦で見た展開でした。アダムスとファーガソンが戻ってきてもお構いなしのスターパワーバスケット。いやむしろアダムスが戻ってきたせいでスターパワーが増すという具合。観ていて楽しいもののこれで良いのかという疑問も生まれたり生まれなかったり。前戦と違うのは爆発するタイミングとアダムスがいたことくらいかな。そんなただただジョージとシュローダーが凄いのを見せつけられてるだけの試合でした。でも細かいとこを見ていくとわりと褒められるところと褒められないところもありました。

序盤からさらっていくとまずウェストブルックのパスが良かったり悪かったりで困惑させられました。確かに1Qで8アシストを計上し、TOVは1つに抑えてはいたものの、数字ほどの効果は得られていなかったように思います。まずパスが乱れているというかヘンテコなパスが多かった。あわやTOVといったパスをリカバリーしていた周りのメンバーに感謝ですね。

あとはとにかく今日のネイダーは酷かったです。1人だけ±で-13を叩き出し、0/5のFGで全サンダーファンを震撼させました。まぁネイダーだけじゃなくガベージ組は全員もれなく酷かったんだけども。そしてそのネイダーはディフェンスも粗く、とにかくシュートチェックが下手な印象です。かなり頑張るプレイヤーなので好きなのですが、やたらと余計なシューティングファウルをしてフリースローを与えがちです。この辺はコーチロバーソンの指導でなんとかなりそうでもあるので来シーズンあたりに期待したいところです。

あとはノエルが最近乗ってますね。今日も3ブロックとリムプロテクトの仕事をしっかりこなして存在感を放っていました。でもボックスアウトの甘さには少し文句も言いたくなりますが。

また、先ほども挙げたことの繰り返しになりますが今日のジョージとシュローダーの活躍を冷静に振り返ってみると、まずジョージは前半で3P5本を含む26得点を挙げ、1Q、2Q続けて牽引してくれました。でも2Qにはシュローダーが単Qで24得点と先日のネッツ戦のジョージに次ぐ記録を叩き出して一気にヒートを突き放しました。尚、前半はこの2人だけでチームの72得点中50得点を占める大暴れでした。あまりにも凄すぎて観ているこちらも半ば放心状態でした。

尚、ウェストブルックも無事に14アシスト、FG6/10とフリースローにさえ目を瞑ればかなり良質なピュアポイントガードでした。フリースロー何とかなりませんかね…

 

・3Pショットが冴えに冴えていたジョージは自身のキャリアハイも更新した

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雑談

また総括はしない。これもデジャヴ…?

そういえば当たり前すぎて忘れていたのですがウェストブルックがオールスターのリザーブメンバーに選出されましたね。おめでとう(棒)

正直彼は人気ゆえに選ばれることが当然みたいなところもあるのでどうでも良かったです。というかむしろ選出されないで燃えるくらいの方が良かったかもしれない。そしてアダムスはまた惜しくも落選となりました。ファン投票は6番目の位置と悪くないところまで行ってはいたのですがやはり激戦区のウェスタンカンファレンスでは分が悪いです。

あとはオールスター特別枠という新たな概念によってウェストからはダーク・ノヴィツキーが、イーストからは今日対戦したドウェイン・ウェイドが選出され、今年は引退が近い往年のスーパースターに優しいオールスターとなりました。その煽りもあってか、今日のヒートのホームであるAAA(略称で申し訳ない)はかなり盛り上がっており、ウェイドにMVPチャントが飛び出すほどでした。でもそれもつかの間でジョージとシュローダーに黙らせられてしまったのですが。

そのジョージは10本の3Pを決めてサンダーの3PM記録で単独トップに立ちました。今までは8本でトップタイだったのですが、これでジョージがサンダーというチームの歴史の一部になったことは本当に喜ばしい限りです。

そしてジョージは試合後にウェイドが行なっているジャージ交換の相手となりました。元々彼らは親交があり、昨年のオフにジョージがFAとなった際、ウェイドに相談に行ったことがESPNのドキュメンタリー、My Journeyにて明らかになっています。そんな交換のシーンの画像はここぞとばかりにサムネイルにしておきました。

あと完全に余談ですがヒートにはかつての6thマンのウェイターズがいます。試合中ウェストブルックと何か話していた場面も見受けられましたが険悪な空気でもなく、世間話かなといった印象でウェイターズも丸くなったのかなぁとか思ったり。外見が丸くなったのは触れてはいけない

まぁそんなこんなで今日も無事勝つことができ7連勝となりました。10連勝を記録していたウォーリアーズが昨日負けた為、これで現在リーグで最も連勝を伸ばしているチームとなりました。次戦はTDガーデンに乗り込んでのセルティックス戦で、相当厳しい戦いを強いられること必至ですが何とか勝ってもらいたいですね。それではまた。

 

・自身の価値を証明するかのような獅子奮迅の働きを続けているシュローダー

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