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12/24 サンダーvsティンバーウルブズ シーズン第32戦

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多忙につき巻きでいきます。申し訳ない。

BtoB2日目となったホームのチェサピーク・エナジー・アリーナでティンバーウルブズ(以下ウルブズ)を迎えての一戦は最終的に112-114で惜しくも敗れています。

なんか久し振りにホームで試合したような気がしますが5日ぶりと別に対して空いたわけでもなかった。

それは置いておいて、ホームの話なんですけど選手紹介の際に元サンダーのギブソンスタンディングオベーションで迎えられました。プレイが印象に残っている選手は結構暖かく迎えられますよね。カンターも然りオラディポも然りで。でもあまり印象にない選手は割と冷遇されています。さっき話した5日前のホーム戦のブルズ戦では実はペインが出場していましたが特に何もありませんでしたし。まぁ彼のプレイの印象は悪いですが。ダンスの方が記憶に残っている人も多そうです。

それとサンダーのスターティングラインナップ紹介の方ではウェストブルックにいつにも増しての大歓声が上がっていることに少し含みを感じましたね。「お前はサンダーのリーダーなんだからしっかりしろ」みたいなファンの深層心理みたいなものがひしひしと。

そしてさらにその歓声の上をいくジョージ。最早MVP級の歓迎。実際にMVPチャントは彼に向けてのものでした。おそらくサンダーでは初のMVPチャントだったのではないかと思います。いや以前にもあったかな…?プレイオフの大活躍した時もMVPではなくPlayoff Pコールでしたしね。

あとはロバーソンのスピーチがあったりと試合前にも色々ありました。

さて本題です。

 

 

*ソフトなウルブズ、ハードなサンダー

これに尽きます。超ソフトなウルブズ。今シーズン途中にリーダーであったジミー・バトラーをトレードで欠いたウルブズはコンタクトを嫌い、ブルーカラーのかけらもないようなチームに成り下がっていました。ハードにプレイしているのはギブソンとジョシュ・オコギーくらいなもので、あのロバート・コビントンでさえ微妙な感じに。いやぁチームの影響って凄いですね。

そんな感じでソフトなプレイを好むウルブズに対して元気印のハードプレイを好むサンダーのディフェンスは効果的かと思いきや思いもよらぬ事態に。そう、ファウルトラブル。

あまりにソフトなウルブズはサンダーの選手とのコンタクトに耐えられず、平時ならファウルコールされないようなディフェンスを敷いても吹っ飛んだり痛がったりするので必要以上にレフェリーが厳しくなりすぎます。結果的にかなりの誤審も生まれました。これについては後述で追記します。

そんなこんなで1Qだけで8つものファウルをコールされてしまったサンダーはジョージ、アダムスがファウルトラブルになり、早めに下げるしかなくなります。

そして早めに2ndユニットが投入される訳ですがいかんせんシュローダーが絶不調も良いところで一気にターンオーバーを2つも犯したり、自身で攻めすぎたりと空回りしていました。

というかこんなに視野が狭かったっけというレベルの独りよがりになっていっている気がします。パス自体は上手いのに勿体なさすぎます。今日もここしかないという絶好のタイミング、場所にピンポイントでアシストを決めていたりしましたがアシスト自体は高いUSG%に対して前半に記録した2つのみとかなり残念な結果になっています。

そして2Qにはジョージの一挙15得点の爆発があったり、ディフェンスで圧倒したりと2Q全体で38-18の大きなランを作りましたがそこ止まりで後半は重いオフェンスに足を引っ張られ、ディフェンスもやや悪化気味になり、ウルブズにしてやられてしまいます。

しかしこれには普段から全く入らないコーギー・ジェンのシュートがやたらと決まり、挙げ句の果てにはぶん投げただけのラッキーショットまで決めてきたり、アンドリュー・ウィギンスに撃たせたタフショットがやたらと決まったりしたという不運な一面もありました。そしてディフェンスの大部分はそのハードさとソフトさの差から生まれるファウルコールに足を引っ張られたことも否めません。極め付けにはファーガソンが途中で病気を訴えて帰宅したりと2Qに流れを引き寄せたにも関わらずかなりタフな状況にも置かれていました。

そのためにどう見てもアジャストしていなかったアブリネスとシュローダーの出場が伸びてしまったというのも厳しいものでした。というかドノバンHCはもう少し選手の好不調をPT管理で考慮してもいいのでは?

そんなこんなで3Qにはまたひっくり返され、4Qは接戦が続きましたが、好調だったエースのジョージは後半僅かに9得点、FG33.3%と大きく調子を落としました。そんな中ギアを上げてきたのはもう一人のエース、ウェストブルックでした。やっと重い腰を上げた彼は後半だけで13得点5アシストを3P1/1をふくむFG66.7%で記録し、沈んでいたサンダーのオフェンスを引っ張り上げました。でもフリースローは0/2の0%にエアボールのオマケ付きで現地ファンも心配するような酷さでしたが。そしてその2投目が外れた後に無駄なファウルをして失笑を買いました。おいおい…

しかしこれは笑ってはいられません。何故ならウェストブルック=FTの期待値が低いという図式になってしまっていることで今季はウェストブルックのドライブへのコンタクトがより激しさを増しています。というか7割くらいファウルを受けているのですがかのレブロン・ジェームズ理論なのかファウルをコールされず、コールされたところで FTは入らないというかなりの悪循環が生まれてしまっています。ウェストブルックが立ち直るにはまず FTから。

まぁそんなこともあったりして最後のクラッチタイムに入っていくわけですがここでとんでもない誤審が頻発します。まずウィギンスがFTを外し、ディフェンスリバウンドを確保したシーンでグラントにルーズボールファウルを宣告されましたがリプレイを見る限りどう見てもギブソンのファウルです。というか首絞めてますよ。そしてそのグラントがカール・アンソニー・タウンズのシュートをブロックした際にタウンズがブロックしたグラントを引っ張ってディフェンスリバウンドを妨害しますがノーコール。結果的にダリオ・シャリッチにワイドオープンのスリーポイントを許し、これが決勝点になりました。

昨季から毎度続く1ポゼッションの接戦を誤審で落とす呪いがかけられているサンダー。(昨季のウルブズ戦とかバックス戦とか…)レフェリーに文句を言ってもどうにもならないのでまぁ運がなかったと諦めるしかないのですが。

ちなみにアダムスに対する誤審も酷かったよ。

 

次はクリスマスゲームがロケッツのホーム、トヨタセンターに乗り込んで行われます。ファーガソンが復帰できない場合、ハーデンにはとても手を焼くでしょうが頑張ってもらいたいです。あとファーガソンが周りに移してないかも心配です。それでは。

 

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