:ReBuild→OKC

NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

ノエルのちディアロ時々アブリネス

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*ケンタッキー・ツインが熱い

 

ケンタッキー大出身のノエルと今年のドラフト2巡目にもかかわらず3年契約を結び早くも活躍しているルーキー、ハミドゥ・ディアロ君の事です。実はパターソンもケンタッキー大出身なのは内緒。

この2人には身体能力を評価されてドラフトされたという共通点がありまして2人ともよく走ります。ブルーカラーが信条のOKCにはとても合う選手といえます。ノエルは一昨日指摘したPnRはやはり不完全(と言うか一朝一夕でどうにかなるもんじゃない。)でしたが早くもドノバンHCは使い方を変えてきています。

簡単に言うとアダムスのようなCとしての使い方ではなく、オールドスタイルに近いCとしての起用という事です。

PnRのローラーとしては適さないノエルをジョージを更にスクリーンに加え、ダブルスクリーンとして使ったり、ノエルの代わりにピックになんとアブリネスを呼んでポップさせ、スリーポイントを撃たせたり、アダムスより更にリムに近いペリメーターエリアでのPnRをさせたりと先日とは変化が見られ、結果的にノエルはよりリムの近くに滞在し、プットバックやゴール下の合わせなど、より簡単に得点しやすいシチュエーションが増えました。DFでもアダムスよりも優れる運動能力があり、クローズアウトが素早く行えることから外に開かせずにペイント内に留まらせたため、よりブロックがしやすくなりました。結果なんと本日4OR、4BLK、FG80%の大暴れ。

これはノエルの為のシステムがうまく機能しだしたと言えます。

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そしてルーキーのディアロ、愛称はハミらしいですが個人的に好きではなかったダニエル・ハミルトンを彷彿とさせるのでディアロでいきます。

サマーリーグを観ていた時からORを頑張る選手だなーと思いながら観ていましたがハッスルプレイから得点やDFのチャンスを生み出すタイプのようで2STL、2ORとハッスルプレイが光ります。ディフレクションも数えたら多そう。

基本的に得点パターンは合わせからのレイアップですが3PTを練習しているらしく、外から射ぬける様になるとローテーションで重宝されるプレイヤーになれそうです。頑張れディアロ。

 

・抜群の身体能力を誇るケンタッキー・ツイン

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*スペインの神童、開花の時は近い?

スペインの神童というとまぁリッキー・ルビオを思い浮かべる方も多いはず。しかしサンダーファンにとってはアレックス・アブリネスその人のこと。

昨季のプレーオフUTA戦で攻守にわたり活躍し、あまつさえブリューワーよりドノバンの信頼を得たことは記憶に新しいと思いますが実はアブリネス、ここ2試合も凄かった。29分のプレータイムで16点、3PTは4/7、2PTも2/3とオフェンスでの活躍が目覚ましく、昨季は撃つことを好まなかったタフショットも沈めています。

一番驚かされたのはアブリネスがフェルトンとのピック&ポップを行ったことです。昨季どころかキャリアを通してもアブリネスがピックに行くシーンというのは前例がなく、衝撃で言うとデアンドレ・ジョーダンが3PTを決めるくらいのことだと思います。サイズもなく、横幅もないため、お世辞にもいいピックとは言えませんでしたが、その後のDFへの対応から見事なスリーを沈めてくれました。

と、このようにアブリネスを使うためのセットオフェンスが構築されつつあることは明確で、プレシーズンにもかかわらずかなり味方に走らされていたアブリネス。効率のいいシューターがもう1人いるだけで劇的に改善されそうなサンダーのOFはアブリネスの今後に左右されると言っても良さそうです。

(でもUTAとのシリーズで評価されたのはDFだったりするけどね)

 

・今年のオフには結婚もしたアブリネス。公私で順調な彼に期待したい

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