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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

サンダーのウィングは供給過多?

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そういえば昨日は10/13日となんか当ブログと関わりの深そうな日でした。どうでもいいか。

 

ということで昨日あげた記事で宣言してしまったので急遽サンダーのウィングのプレータイム(以下PT)について書いていきます。

 

*ウィング大渋滞

で、まずはウィングポジションとはなんぞやということですが、かなり雑に説明致しますと、SG、SF、(PF)を守れて基本的は45°やコーナーに位置し、そのシチュエーションに応じて3PTを決めたりドライブを仕掛けたりするポジションです。

▽図解するとこんな位置

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最初にあげたDFの条件から自ずとSG、SFあたりのポジションの選手が務めることになりますね。

 

さて本題です。

サンダーには現在何人のウィングがいるでしょうか?(パターソンはストレッチ4なので除外します)

まぁ、誰をウィングと見るかは個々の解釈にもよりますがなんとその数8人です。

あのさぁ…

筆者の考えでの内わけはこちら

 

SG:ロバーソン、アブリネス、ファーガソン、ディアロ

SF:ジョージ、ルワウ、ネイダー

PF:グラント

 

※小分けしたポジションはプレシーズンを参考にして振り分けました。

 

由々しき事態です。なぜこんなにウィングに偏ってしまったのか…ちなみにサンダーの現時点でのロスター内選手は14人ですから実に57%がウィングなのです。そしてウィングは基本2人、多くても3人です。どう回すのさ…

 

*プレータイム考察

本題です。どうプレータイムを分けるのか考えてみました。

そもそも原因はウィングのポジションの選手が大体実用レベルなのがいけない。うれしい悲鳴ですがね。

まずはプレシーズンでの平均出場時間を並べてみます。

 

ディアロ:27.9分

ジョージ:23.4分

グラント:22.6分

ファーガソン:21.2分

ルワウ:18.0分

アブリネス:16.3分

ロバーソン、ネイダー:N/A

 

合計、約129.4分です。

1つのポジションが試合に出ている時間の最大値は48分ですから48×3で最大でも144分のPTに既にこの選手たち6人だけで約90%のPTをシェアしていることになります。恐ろしい。

まぁ各人の出場試合数や延長戦もあったため一概には測れませんが。

 

次に昨シーズンの平均出場時間を並べてみます。

 

ジョージ:36.6分

ロバーソン:26.6分

グラント:20.3分

ルワウ:15.5分※

アブリネス:15.1分

ファーガソン:12.5分

ネイダー:10.9分※

ディアロ:N/A

※は前所属チームより引用

 

合計、約137.5分となりました。

ディアロを除いた7選手で約95.4%のPTシェアです。どうしたものか…

 

*シェア予想

で、どうしようという話。いや、正確にはどうなるんだろう(丸投げ)なんですがとりあえずデータから予想を立てます。

まず先に前提としての注意を書いておきます。

 

①.PGコンビないしトリオの1人をSGにしてローテーションを回すこともあるでしょうがそれは考えません

②.パターソンはスターターと予想するため48分の50%の24分のPTシェアと暫定的に決定し、ウィングの使える時間は最大で120分とする

③.ロバーソンの12月までの離脱を考慮し、復帰までのラインナップを予想。

 

これらを前提として考えていきます。では。

……………………………………………………

最初に考えるのはジョージのPTですが、減るとは考えられません。昨年はウェストブルックを上回る平均出場時間を記録し、チームに貢献してくれました。また、シーズン中盤からは2ndユニットを引っ張る役目も任されており、カーメロが離脱したことを考えると増えてもおかしくはないくらいです。なのでジョージの約37分は動かしません。よって残り83分。

 

次にグラントですがプレシーズンを見た限りでは昨シーズンの役目をそのまま背負うことになりそうです。そして恐らくはパターンの控えですので半分のシェアの24分とします。残り59分。

 

お次はアブリネス。昨シーズンから成長を見せている彼ですが、残念なことに彼のPTはほぼ動かないと思います。彼に非はないけどディアロは恐らく既に大きな信用を勝ち取っていると思います。ポジションが被る不運。とはいえサンダーには貴重なシューターです。よってほんのわずか減らした15分と予想。残り44分。

 

さぁ、次ですがディアロがPTを多く貰うことになると予想します。下手をするとロバーソンの代わりに12月までスターターを務める可能性もあります。てか結構高い。

そして献身的な彼の速攻意識、OR力などはロバーソンが抜けていることで低下していたサンダーの特色でもあります。それを加味すると例えDFが及ばずとも今のロスターでは彼がベストと言えます。よって、遅くとも11月頃には20分前後のPTを与えられるのではないでしょうか。残り24分。

 

次はルワウですがプレシーズンでの出来があまり良いとは言えませんでした。確かに走ってくれたり積極的にリムにアタックしたりと存在をアピールしていましたがあれだけセットの3PTを外したとなると…少し怪しいですね。12分といったところでしょうか。残り12分。

 

その次はファーガソン。17年21位でドラフトされた彼にサンダーは期待をかけていますが正直今のところは微妙と言わざるを得ませんね。開花するよりディアロに食われる可能性の方が高いと思います。しかしそれでも球団は彼にPTを与え、育成させようとするでしょう。最後の12分は彼です。

 

ローテーションから外れるのはネイダー。でもネイダー3PTの出来次第ではルワウ、ファーガソンの24分を3分割して8分で回したり片方からローテーションを奪う可能性もあります。

なにしろネイダーはプレシーズン全休ですので予想が立てにくいです。でもアスレチック能力を重視しているサンダーではルワウやファーガソンの下の位置付けだと私は思います。

 

【総括】

こうしてまとめて考えてみたら存外綺麗に分割できて面白みに欠ける記事になってしまいましたが仕方ないよね。ネイダーも観たいのですが厳しいかな。本当はロバーソンinのシェア予想も書きたかったのですが随分長くなってしまったのでこの辺で。また彼の復帰のめどがついた時にでも書こうかなと思います。でも多分上の予想からディアロとファーガソンのPTを削っただけになるような気もします。まぁドノバンHCの考えなんて分からないけどね。

それではご精読ありがとうございました!

次は何を書こう…