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NBAの話題についてオクラホマシティサンダー中心に書いていきます

10/20 サンダー@クリッパーズ シーズン第2戦

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(今日のいいところどこ…?)

 

ロードのステイプルズセンターにて行われたクリッパーズとの一戦は、最終的に92-108で敗れています。

案の定ウェストブルックはお休みでした。そして謎の裸コートというファッション。後半には寒くなったのか下にシャツを着ていました。相変わらず不思議ちゃんですね。

 

・ファッションリーダー

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*手のつけられない酷さ

いきなり0-16のランを作られてゲームスタートです。アホなのか。

というか原因はシュローダーです。断言できます。以前から周りが見えてないと言ってきましたが今日はベバリーにマッチアップされ、さらに余裕がなくなっていました。結果、無謀なドライブを強いられてブロックされたりプルアップを外すのがオチでした。8アシスト?いやいや勝手にシュート決めてくれてただけで無価値です。アダムスに対してたった1アシストとか冗談も休み休み言ってほしいものです。しかもそれも半ば無理矢理マリヤノビッチにポスタライズしたアレです。せっかくPnRしても全部自分で完結させるシュローダー。シュートが入らないならやる意味ないよ。結果2/15の13.3%と散々です。

シュローダーがプレイメイクを放棄して誰が引っ張るのかというとやはりジョージになりますがジョージもプレシーズンから相変わらずシュートが入りません。というか「ウェストブルックがいないから俺が頑張ろう」みたいな気持ちが空回ります。どう見ても持ちすぎ撃ちすぎ外しすぎの三しすぎでした。1Qに1/9と目も当てられないシュートスランプでしたがそれは試合終了まで続きました。3Qに2本見事にスリーポイントを決めたりして13得点を叩き出し、一時逆転に成功しますがそれ止まりで結果を見ると7/27の25.9%でした。2人合わせて9/42の21%というどうしようもない低確率でボールを独占していくコンビを周りのサポーティングキャストたちが(主にアダムスが)フォローしていきますが限界があります。

4Q残り6分51秒にジョージがスリーポイントを決めて再び同点に追いつきますがそこから2-18のランを浴びて勝負ありです。

 

………試合開始から僅か3分32秒の間に0-16のランを作られ、終盤にも6分51秒間で再度2-18のランを作られたことになります。つまりは試合を通して10分30秒ほどで2-34のランを作られていたのです。勝てるわきゃないね。

色々要因はありますが、どう考えてもオフェンスに問題があります。ディフェンスはさほど悪くはなかったです。あ、一部を除いてですよ。

相変わらずシュローダーは簡単なスクリーン1つでちぎられますしパターソンはインサイドのディフェンスが上手くてもペリメーターが厳しすぎます。というかスリーポイントのケアが下手すぎる…ガリナリに超高確率でスリーポイントを沈められます。途中にはガリナリのマークから外され、ゴータットのマークをさせられます。意外と成功し、巻き返しの原動力になりましたが終盤に出番はなかった。出しても良かったとは思いますがね。

逆にディフェンスの良かったグラントとアブリネス。

序盤の大差を作られた場面で投入されると、素晴らしいディフェンスを見せてその後の8分28秒間、クリッパーズを僅か11得点に押さえます。確かノエルもいました。

アブリネスは今日も100ぴったりのディフェンスレーティングでした。良い方。

前半だけならなんと68.8という素晴らしさでした。オフェンスも貢献していましたので今日誰が一番マシだったのかと言われたら彼かもしれませんね。アダムスとの一騎打ち。

尚、グラントはさらにそのアブリネスを上回る前半67.7のレーティングを誇ります。すごすぎ。試合を通しても93.0ととても優秀でした。しかしオフェンスは先に指摘した起用法の例のアレがまだ定まっておらず、独立して微妙な動きをしていました。ドノバン早く導いてやってくれ。

 

*ウェストブルックがいれば勝てるのか?

断言します。勝てるかどうかは別としてチームとして機能するようにはなります。それほど影響力のある選手です。まぁじゃなかったらMVPなんて取れないよね。トリプルダブルは正直どうでも良いけど。

 

まずいつも比べてるアレですが、速攻からの得点がまたもや10得点と昨季から-5.1です。走らないサンダーってなんだ…?

次にペースを見ていきます。昨季は終盤に合流したブリューワーとセミリタイアだったコリソンを除けばチームトップのペースを誇っていたのはウェストブルックでした。反対にチーム最低はフェルトンです。これはウェストブルックがトランジションゲームを好み、フェルトンがハーフコートバスケットを展開することを好んでいると言えます。実は正反対な2人。

一方、今季のトップはパターソンで次いでフェルトンです。反対に下から4番目にシュローダー。

え?正直もう訳がわかりません。それほどシュローダーの生み出す試合のペースは遅いのです。確かにボールをプッシュしないタイプではありますが…

また、セカンドチャンスからの得点が21.5と群を抜いて高いです。昨季の1位もサンダーでしたがそれでも15.0です。

何を意味してるかというと通常ならよく言えばオフェンスリバウンドが多く取れている。悪く言えばシュートが入らないと言えますがここ2試合のサンダーはそうではなく、アダムスの得点がプットバックに限定されてきたということです。

ウェストブルックとの阿吽の呼吸の連携からPnRのフィニッシャーとして活躍してきたアダムスですがシュローダーとのPnRは今のところ、プレシーズンのピストンズ戦以降は全く機能していません。これはドラモンドの守り方に問題があるので実際のところ、シュローダーはアダムスを使いこなせていないと言えます。今日もジョージからのアシストの方が多いくらいです。

次いでジョージの問題ですがあまりにもジョージ任せなオフェンスのせいで昨季は約48%を誇っていたワイドオープンのスリーポイントがなかなか撃てません。よって得意のスリーポイントが武器になりません。ウェストブルックからのパスで41.3%もの高確率でスリーポイント

決めていたジョージのスリーポイントは、無茶なタフショットが増え、結果的に2試合で30.4%まで低下しました。というか11.5本も平均で撃っていることも驚きですが。(昨季は7.7本)

 

あ、ちなみにアダムスのリバウンドが18本、ディフェンスリバウンドがキャリアハイの12本となりました。速攻を出さないシュローダーに無理に取らせるよりアダムスが取った方が賢明だからね、仕方ない。シュローダーのリバウンドは僅かに2本でした。

 

・おめでとうアダムス。リバウンドを自分で取ればこのくらい取れると全世界が思っていたよ

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【総括】

うーん、一言で片付けるなら酷い試合でした。なんだろう、2-34って。ネットでネタにされる阪神より酷いですよこれ。33-4のやつ。

一度浮き足立つと総崩れするのは今まででもまぁまぁありましたがどの試合より酷い内容でした。

そのため心なしか今日の記事も荒れていますです。でも仕方ないと思って見逃してください。

良く観ればちょこちょこ良いところもあるんですがそれを補って余りある酷さ。

でも折角だし少しだけ良いところに触れますと、鮮やかなセットプレイが4.5回観られました。特にタイムアウト開けに2.3回ありまして昨年までのグダグダなタイムアウト開けからは想像もできなかったことです。あとはファーガソンの出場時間を17分に抑えたことですかね。そのままあと17分間くらい減らせばノルマクリアです。頑張りましょうドノバン。

あ、あと間違ってもキングスには負けるなよ?

 

 

月曜日、期待しています。それしか言えない…

 

 

P.S

シュローダーのことボロクソ言いましたが良い選手ではあるのでベンチに回った時のことはすごく期待しています。それではまた。